今川町(いまがわちょう)は、愛知県刈谷市の町名。現行行政地名は今川町1丁目から今川町4丁目と25つの小字。
刈谷市の北部の町、旧・富士松村の中心地に位置する。東は今岡町、西は泉田町、南は一ツ木町・築地町、北は西境町・豊明市阿野町に接する。かつてはお富士の松が植わっていた。
面積約15,000m2の農業用ため池である花池は、蓮の花で知られる。蓮の花は毎年通常7月末ごろから咲き始め、9月上旬まで咲いている。2007年(平成19年)から急に蓮の花が咲かなくなり、葉も見せなくなり、連作障害・病気・ミドリガメによる被害などが指摘されたが、2009年(平成21年)には再び開花するようになった[6]。
2019年(令和元年)6月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[3]。
国勢調査による人口の推移
いも川(芋川)が転訛して今川という地名になったとされている[1]。 江戸時代は、東海道の間の宿として賑わい、碧海郡今川村として存在していた。それ以前は現在隣接する泉田町(泉田村)の一角に位置していたが、東海道開通に伴い同町が賑わい独立し、現在の姿となっている。1878年(明治11年)に逢見村の一部となった[1]。
1971年度(昭和46年度)から1993年度(平成5年度)まで、衣浦東部都市計画事業刈谷富士松土地区画整理事業が実施された[12]。施行面積は18.6ha、権利者数は276人(事業認可当初)、総事業費は27億2500万円。
江戸時代、東海道の芋川に立場(休憩所)があり、平打ちのうどんが名物であった。その芋川うどんが西に伝わってきしめんと、東に伝わってひもかわと呼ばれるようになったとされる[18]。この「芋川」の位置は現在の今川町にあたる説が有力であるが、同町のほか、隣の今岡町や一里山町ではないか、とする研究者もいる[19]。
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[20]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[21]。
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