烏丸線
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烏丸車庫
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0.000 急
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烏丸車庫前 北大路線
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0.407 |
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下総町
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0.646 急
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烏丸鞍馬口
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0.978 急
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烏丸中学前
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1.297 |
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烏丸上立売
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1.616 急
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烏丸今出川 今出川線
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2.060 急
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烏丸中立売
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2.485 急
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烏丸出水
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(烏丸下立売) 中立売線
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2.917 急
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烏丸丸太町 丸太町線・中立売線
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3.337 |
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烏丸二条
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3.609 急
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烏丸御池
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3.881 |
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烏丸三条
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阪急京都本線 烏丸駅
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4.421 急
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四条烏丸 四条線
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4.813 |
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烏丸高辻
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5.239 急
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烏丸五条
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5.543 |
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東本願寺前
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6.035 急
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七条烏丸 七条線
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6.272 急
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京都駅前 堀川線・河原町線
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国鉄山陰本線・東海道本線・奈良線
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近鉄京都線
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国鉄東海道新幹線
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烏丸線(からすません)は、京都市の目抜き通りである烏丸通に敷設されていた京都市電の軌道路線。
明治終期から大正期にかけて施行された京都市三大事業の一つである[道路擴築竝電氣鐵道敷設事業]と、それを延長する[都市計畫軌道延長事業]の一環として建設された。
路線は京都駅前から北区小山までの市街中心を南北に貫く基幹であった。烏丸通に面しており数多くの信徒を擁する東本願寺は敷設事業に際し、門前を電車が走行した場合の参拝者との接触事故を憂慮し、買収した東向かいの土地と軌道設計変更費用等を合わせた寄付を伴って周辺の軌道敷を東寄りへ迂回させることを市に要望し、市会の承認を得て実現させている。
全区間が併用軌道。烏丸下立売-烏丸丸太町間は同年まで存在した狭軌の中立売線と標準軌の烏丸線が重なる「六線共用」(三線軌条の複線)区間であった。
1974年(昭和49年)度開始の「京都市高速鉄道烏丸線建設事業」に際し、七条線系統が乗り入れる七条烏丸-京都駅前を残して路線の大部分が廃止された。残る区間は1977年(昭和52年)に七条線(七条河原町以西)・河原町線(七条河原町以北)と同時に廃止となっている。
沿革
電停一覧
停留所/交叉する通り(接続、距離、急行停車駅は路線図参照)
特記事項
- 祇園祭山鉾巡行の際、巡路に当たる箇所では山鉾を優先し、架線を切断して電車には惰力で通過させ、途中で停止した場合には職員が電車を後押しする措置が採られた。
脚注
- ^ 「明暗 路面電車 二つの話題 62年の歴史とじる京都市電烏丸線 広島電鉄 乗客ふえ、黒字転換」『交通新聞』交通協力会、1974年3月31日、3面。
参考文献
- 『京都市營電氣事業沿革誌』京都市電氣局、京都、1933年。
- 京都市総務部庶務課 編『京都市政史』 上巻、京都市役所、京都、1941年。
- 京都府立総合資料館 編『京都府百年の年表』 7 建設・交通・通信編、京都府、京都、1970年。
- 京交史編纂委員会 編『京交三十年史』京都交通労働組合、京都、1977年。
- 京都市交通局総務課 編『さよなら京都市電』京都市交通局、京都、1978年。
- 京都市 編『京都の歴史』 10 年表・事典、京都市史編纂所、京都、1980年。
- 高橋 裕『京都の電車』トンボ出版、大阪、1998年。
- 沖中 忠順『京都市電が走った街今昔』JTB、東京、2000年。
- 洛東タクシーグループ古都研究会/調査・編集 編『京都通り名ものがたり』洛東タクシーグループ古都研究会、宮崎、2004年。
- 鉄道図書刊行会 編『鉄道ピクトリアル 1978年12月臨時増刊 京都市電訣別特集号』鉄道図書刊行会、東京、1978年。
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東西方向(北から南へ) | |
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南北方向(東から西へ、一部例外あり) | |
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トロリーバス | |
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