久我 通明(こが みちあき)は、江戸時代中期から後期にかけての公卿。中院通維の子。内大臣・久我信通の養子。官位は従一位・内大臣。
天明5年(1785年)に父の中院通維の実家である久我家に養子入りし、叙爵した。以降清華家当主として速い速度で累進し、侍従・左近衛権少将・左近衛権中将を経て、寛政6年(1794年)には従三位となり、公卿に列する。
その後も右近衛中将・踏歌節会外弁・権中納言を経て、文化7年(1810年)に権大納言となる。文政7年(1824年)に内大臣に就任。さらに右近衛大将・右馬寮御監ともなったが、同年中に任職を辞した。文政8年(1825年)に従一位を授与された。
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