丹原町(たんばらちょう)は、愛媛県の東予地方、周桑郡にあった町。旧町域は合併後、西条市の町名の丹原町となっている。
地理
道前平野の中央よりやや南西に位置する。旧周敷郡。
西に平野がゆるやかに傾斜して山麓に達する高縄半島、南に四国山地の一角を占めている。東部、北部はゆるやかな傾斜地である。海(瀬戸内海)に面してはいない。(隣接の周桑郡小松町も同様である。)
田園地帯と山麓のゆるやかな傾斜地は、農業地帯として知られている。
歴史
- 町の始まり
- 1644年に時の藩主が代官に命じて、池田・今井・願連寺の原所と称する地を割いて新たに町を作り、商業地として免租し他村より商家の移住を奨励して周布郡内における唯一の商業地として発展させた。これが丹原町の始まりとされる。
町の沿革
行政
町長
平成の市町村合併の経緯
丹原町としては、近隣の東予市・周桑郡小松町に追従するスタンスであり、小松町長が西条市(当時)と合併する方針を早くから打ち出しており、特に丹原町内で異論もなく、西条市、東予市、小松町、丹原町の2市2町の枠組みができた。
産業
農業
農地では米麦、野菜の栽培が盛んなほか、近年では花き(スプレーバラ)の栽培も盛んである。「たんばら」のバラとして売り出しを図っている。果樹としては、みかん・柿等がある。柿は町のシンボルともなっている。みかんに関しては、愛媛県南西部に比べると条件に適しているとはいえない。
製造業
田野上方に銑鉄鋳物工業団地(愛媛銑鉄鋳物工業団地協同組合)が整備されており、銑鉄・鋳物メーカーが立地している。団地全体の鋳物生産量は四国全体の生産量の7割を占めている[1]。
主要企業
小売店
金融機関
教育
高等学校
交通
鉄道
- 町内に鉄道はない。
道路
- 高速道路
- 松山自動車道
- 町内に松山自動車道のインターチェンジはない。最寄はいよ小松インターチェンジ
- 今治小松自動車道
- 町内にインターチェンジはない。最寄りは東予丹原インターチェンジ(東予市と跨って設置されている。料金所は東予市にある)
- 国道
- 国道11号
- 県道
- 県道48号
出身有名人
脚注
関連項目
外部リンク