中島 啓太(なかじま けいた、2000年6月24日 - )は、埼玉県加須市出身[2]の日本のプロゴルファー。
経歴
6歳のころからゴルフを始める。
加須市立大利根中学校3年時の2015年、「日本アマチュアゴルフ選手権競技」決勝(36ホール・マッチプレー)で金谷拓実に10アンド9で敗れ準優勝[3]。
代々木高等学校1年次の2016年、「日本オープンゴルフ選手権競技」では2日目を通算7アンダーで予選を通過[4]。
2017年、日本アマチュア選手権では優勝した大澤和也(日本大学)に1打差で敗れ2位タイ[5]。
2018年、オーストラリア・パース郊外で開催された「オーストラリア・アマチュア選手権」では女子の山口すず夏とともに日本人アベック優勝[6]。同年6月、「トヨタジュニアW杯」では鈴木晃祐らと出場し団体4位[7]。8月、「日本ジュニアゴルフ選手権」男子15-17歳の部で3位[8]。同月、インドネシアで開催された第18回アジア競技大会ゴルフ競技(英語版)では個人で金メダル。団体でも金谷、今野大喜、米沢蓮と共に金メダルを獲得[9]。10月、「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」で優勝した金谷に次ぐ2位タイ[10]。
日本体育大学在学時の2019年、日本アマチュア選手権では優勝した木村太一に2打及ばず、3度目の2位となった[11]。
2020年、「三井住友VISA太平洋マスターズ」では優勝した香妻陣一朗と2打差の3位[12]。同年11月、世界アマチュアゴルフランキング1位。これは日本人では松山英樹、金谷に次ぐ快挙となった。また20歳5か月1日での世界1位は、日本人最年少記録を更新した[13]。
2021年4月、「東建ホームメイトカップ」では優勝した金谷に1打及ばず通算10アンダーの2位[14]。7月、日本アマチュア選手権では3日目で単独首位に立ち、最終日が悪天候による競技中止のため、優勝[15]。9月、「パナソニックオープン」では最終日を1打差の4位でスタート。18番ホールを終えた時点で永野竜太郎と並んでプレーオフへ。1ホール目に永野がボギーを叩き、パーセーブした中島が初優勝を果たした。倉本昌弘、石川遼、松山、金谷に続く史上5人目のアマチュア優勝となった[16]。11月、ドバイで開催されたアジアパシフィックアマ選手権では通算14アンダー、プレーオフの末に優勝。松山、金谷に続く快挙で2022年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を獲得した[17]。
2022年9月12日、プロ転向宣言をする[18]。
2023年5月31日、株式会社 富士通ゼネラルとアンバサダー契約を締結。
2023年6月のASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメントでプロ初優勝し、ツアー年間3勝をあげ賞金王に輝く[19]。
2023年12月、2023年国内男子ツアーの最優秀選手、賞金ランキング、最優秀新人、平均ストローク、バーディー率、ゴルフ記者賞の6冠を獲得。
2024年は昨季賞金王をしてDPワールド(欧州)ツアーの出場資格を獲得し、欧州ツアーを主戦場にする。3月欧州ツアー出場6試合目ヒーローインディアンオープン(英語版)で初優勝[20]。星野陸也に続く、日本人5人目の同ツアー優勝者となる[20]。
プロ優勝(4)
日本ツアー優勝(4)
プレーオフ記録(2–1)
@はアマチュア
欧州ツアー(1)
表彰
脚注
関連項目
外部リンク
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