金谷 拓実(かなや たくみ、1998年5月23日–)は、広島県出身の日本のプロゴルファー。
経歴
5歳のころからゴルフを始める。
広島国際学院高校在学時の2015年、「日本アマチュアゴルフ選手権競技」決勝 (36ホール・マッチプレー) で中島啓太を10アンド9で破り優勝。17歳51日の優勝は2004年大会のドンファン(韓国)の17歳92日を抜く最年少記録[1]。「日本オープンゴルフ選手権競技」で通算3アンダー、11位でローアマチュアに輝いた。17歳148日でのローアマは最年少記録[2]。「アジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権」では日本チーム26年ぶり優勝に貢献[3]。
2016年、全国高等学校ゴルフ選手権大会春季大会で優勝[4]。
東北福祉大学在学時の2017年、台北 (台湾) で開催された第29回夏季ユニバーシアードゴルフ競技(英語版)個人では14位タイ。団体では比嘉一貴、今野大喜と共に金メダル[5]。日本オープン最終日は首位・池田勇太に5打差から4バーディーと猛追したが1打及ばず2位[6]。
2018年、インドネシアで開催された第18回アジア競技大会ゴルフ競技(英語版)では個人で4位。団体で中島、今野、米澤蓮と共に金メダルを獲得[7]。「世界アマチュアチーム選手権」個人で2位、日本チームは15位[8]。「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」で優勝。日本人としては松山英樹以来7年ぶり[9]。今野、米澤、大澤和也とのチームで挑んだ第18回ネイバーズトロフィーチーム選手権では日本チームに初の2連覇をもたらす[10]。
2019年、「マスターズ・トーナメント」では予選カットラインで決勝に進んだが通算5オーバー、58位タイでローアマ獲得ならず[11]。同年8月には日本人として松山以来の世界アマチュアゴルフランキング1位に輝く[12]。「三井住友VISA太平洋マスターズ」では通算13アンダー、2位のショーン・ノリス(英語版)と1打差で史上4人目のアマチュア優勝[13]。
2020年、プロ転向し、初戦の日本オープンで7位。「ダンロップフェニックストーナメント」では通算13アンダーで並んだ石坂友宏と4ホールのプレーオフを制し、プロ転向後初優勝[14]。前年と同一シーズンとなった2021年、「東建ホームメイトカップ」では第3日が中止で54ホールに短縮となる中、通算11アンダー、2位・中島に1打差で優勝[15]。
2023年、インターナショナルシリーズ・オマーンにてアジアンツアー初勝利[16]。「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」ではメジャー初勝利となる2年振りの日本ツアー4勝目を挙げた[17]。
海外大会では、2019年、2021年、2022年と全英オープンに参加したが、いずれの大会もカットラインに1打足らずに予選落ちを喫した[18]。
2024年3月、「東建ホームメイトカップ」を大会記録の通算23アンダーで3年振り2回目の制覇で[19]、ツアー通算6勝目を挙げた。
プロ優勝 (7)
日本ツアー優勝 (6)
@はアマチュア。*は54ホールに短縮
アジアンツアー (1)
Legend
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International Series (1)
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Other Asian Tour (0)
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表彰
逸話
脚注
関連項目
外部リンク