ルーク・エドワード・ゾマー(Luke Edward Sommer、1985年6月22日 - )は、アメリカ合衆国オレゴン州オレゴンシティ出身のプロ野球選手(投手)。現在は、ドイツの国内リーグである野球ブンデスリーガのハイデンハイム・ハイデケッフェに所属している。
経歴
プロ入りとカブス傘下時代
2007年のMLBドラフトでシカゴ・カブスから30巡目(全体907位)で指名されプロ入り[2][3]。
2008年は、傘下ルーキーリーグのアリゾナリーグ・カブスでで6試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率1.08、8奪三振を記録した[2][3]。その後は傘下ショートシーズンAのボイシ・ホークスに昇格。14試合に登板し、3勝2敗、防御率2.61、22奪三振を記録した[2][3]。
2009年は、傘下アドバンスAのデイトナ・カブスで51試合に登板し、2勝4敗3セーブ、防御率2.12、67奪三振を記録した[2][3]。
2010年は、まず傘下アドバンスAのデイトナでプレーし、21試合登板、1勝1敗6セーブ、防御率2.52、20奪三振を記録した[2][3]その後は傘下AAのテネシー・スモーキーズに昇格。ここでは30試合に登板し、1勝1敗8セーブ、防御率2.02、19奪三振を記録した[2][3]。その後は傘下AAAのアイオワ・カブスに昇格。ここでは7試合に登板し、1勝0敗、防御率4.05、3奪三振を記録した[2][3]。オフには、ドミニカ共和国のウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナに参加し、レオネス・デル・エスコヒードでプレーした[2]。
2011年は、傘下AAのテネシーで8試合に登板し、0勝0敗1セーブ、防御率8.10、7奪三振を記録していたが[2][3]、4月26日に自由契約となった[4]。
独立リーグ時代
2011年5月に、独立リーグであるアトランティックリーグのサマセット・ペイトリオッツと契約を結んだ[4]。ここでは36試合(うち6試合で先発)に登板し、4勝5敗1セーブ、防御率8.10、44奪三振を記録した[2]。
オランダ球界時代
2012年は、オランダの国内リーグであるホーフトクラッセのコレンドン・キンヘイムと契約を結び、14試合に先発登板し、10勝2敗、防御率2.05、76奪三振を記録した[2][3]。同年限りで退団した。また9月には、第3回WBC予選のドイツ代表に選出された[5]。
タイガース傘下時代
2012年12月21日に、デトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ[4][6]。
2013年3月27日に自由契約となった。
ドイツ球界時代
2013年5月にドイツの国内リーグである野球ブンデスリーガのハイデンハイム・ハイデケッフェと契約を結んだ[7]。
2014年は10試合に登板し、8勝0敗1セーブ、防御率1.05を記録した[8]。
2015年2月17日に、「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の欧州代表にドイツ出身のヤンニクラス・シュトックリンと共にドイツ人として選出された事が発表された[9][10][11]。3月11日の第2戦に3番手で登板し、松田宣浩から奪三振を記録するなど、3回を投げている[12]。
2016年3月に第4回WBC予選のドイツ代表に選出された[13]。
2020年3月に第5回WBC予選のドイツ代表に選出されたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため大会は無期限延期となった[14]。
選手としての特徴
本来は投手だが、登板の無い試合では野手として出場している[15]。
詳細情報
代表歴
脚注
外部リンク
野球ドイツ代表 |
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