(3R,4S,5R)-5-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン-2,3,4-トリオール
リボース(ribose)は、単糖の1種で、炭素鎖の長さが5つのアルドースである。なお、リボースに対応するケトースは、リブロースである。
リボースは地球生物に普遍的に見られる糖であり、核酸塩基と結合してヌクレオシドを形作っており、リボ核酸の構成糖として知られている。リボースは地球生物の体内では、グルコースを原料に合成される[1]。リボースの生合成経路としては、ペントースリン酸経路が知られる[2]。なお、これ以外に、隕石からも見つかった[3]。
天然型の立体はD体であり、食品添加物や運動後の栄養補助食品に利用されている[4]。非天然型のL体は近年、抗ウイルス薬などの医薬品の原料として利用されており、工業的製造法も確立している[5]。
デオキシリボース
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