リトアニア・キリスト教民主党 (リトアニア語 : Lietuvos krikščionių demokratų partija 、略称: LKDP )は、かつて存在していたリトアニア のキリスト教民主主義 政党 。リトアニア・キリスト教民主派 (リトアニア語版 ) (LKD) を経たのち、現在は祖国連合 に合併されている。
歴史
第二次世界大戦以前
1905年 に設立され、ローマ ・カトリック教会 と強い関係を持っていた。1920年代 はリトアニアの政治で重要な地位を占めていたものの、1926年 に起きたクーデター ののち、1936年 に活動を中止させられた。またその後、リトアニアがソビエト連邦 に併合されたことから1989年 までは政党が再設立されることはなかった[1] [2] [3] 。
ソ連末期から独立回復後
リトアニアで独立回復の気運が高まっていた1989年 、リトアニア・キリスト教民主党が再設立された。独立回復後に行われた1992年リトアニア議会選挙 でも結果を残した。1996年の議会選挙 では祖国連合=リトアニア保守派 (TS-LK) に次ぐ議席数を獲得した。祖国連合とは連立を組み、選挙後は与党の一員となった。連立は1999年 6月に崩壊し、2000年の議会選挙 では2議席を獲得するにとどまったが、この選挙での失敗が引き金となり、キリスト教民主連合 (KDS) と合併して新たにリトアニア・キリスト教民主派 (リトアニア語版 ) (LKD) が結党されることとなった。
なお、リトアニア・キリスト教民主党は1998年に欧州人民党 (EPP) に加盟した。
その後、リトアニア・キリスト教民主派は2004年リトアニア議会選挙 で十分な票を得られず、議席を獲得することができなかった。2008年 5月17日 にリトアニア・キリスト教民主派は祖国連合 と合併し、祖国連合は政党名を祖国連合=リトアニア・キリスト教民主派 (Tėvynės sąjunga - Lietuvos krikščionys demokratai 、略称: TS-LKD)に改めた。
脚注
関連項目
外部リンク