マニラ首都圏地下鉄(マニラしゅとけんちかてつ、英語: Metro Manila Subway、通称: MMS)は、フィリピンのマニラ首都圏で建設中のマニラ・メトロレール・トランジット・システム(マニラMRT)の路線である。
路線は計15駅で、完成後は全長36kmとなる予定。ヴァレンズエラのイースト・ヴァレンズエラ駅からパラニャーケのビクタン駅まで、支線としてニノイ・アキノ国際空港を通りアジアワールド駅までを結ぶ。
フィリピンにおいて「世紀のプロジェクト」と呼ばれている。起工式は2019年2月27日に行われ[1]、翌12月に着工された。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により工事は遅延し、2025年に部分開業、2029年に全面開業する予定である[2]。 事業費は3556億ペソ(2017年ドル換算で70億米ドル)[3][4]。費用の多くは国際協力機構(JICA)による融資で賄われている[5][6]。
他の公共交通機関と接続するように設計されており、現在建設中のノース・アベニュー駅では、LRT1号線、MRT3号線、MRT7号線(建設中)に乗り換え可能である。このほか、既存のLRT2号線、PNRメトロコミューター線や、現在計画中のマカティ市営地下鉄、MRT4号線、MRT8号線にも乗り換え可能である。
駅一覧
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク