株式会社ポニーキャニオンプランニング(英: PONYCANYON PLANNING INC.、略称:PCP、PCP Inc)は、デザイン、映画プロモーション、グッズの製造・販売等を主な事業とする日本の企業。メモリーテック・ホールディングス株式会社の完全子会社。
以前はポニーキャニオンの子会社でフジサンケイグループの一員であった。
概要
1971年4月1日、フジサンケイグループのデザイン部門の拡充に伴い、株式会社ニッポン放送、株式会社ポニー、株式会社キャニオンレコードの3社により「株式会社ニッポン・プランニングセンター」として設立。エンターテインメント(音楽・映像などの)ソフトのパッケージ(アナログレコード・ミュージックテープ・ビデオ・CD・DVD・ブルーレイ等)デザインをベースに、フジサンケイグループ唯一のデザイン会社として、パッケージデザイン&制作、販促物制作、広告制作等を中心に事業展開を拡大。
グループ案件としては、1986年、フジサンケイグループのCIキャンペーンにおいてロゴタイプ(統一書体)とコーポレートマーク(統一シンボルマーク)の策定と監修を担当、1988年、産経新聞の紙面カラー化に伴うデザイン監修を担当。2010年にWEBデザイン室を立ち上げ、音楽アーティスト、映画、ドラマ等の公式 サイトの制作をスタート。
2015年には、NETFLIXの日本上陸時より、彼らの推奨クリエイティブエージェンシー(PREFERRED CREATIVE AGENCY)として採用される。また、同年、劇場映画のWEBプロモーション事業をスタート。2017年よりパテントグッズ「PIICA(ピーカ)®」(当初の呼称は『光るLED+ICカード』)の製造・販売業務をスタート。2018年にはSNS拡散支援ツール「Boommy(ブームミィ)®」のシステム開発&サービススタート。2019年に親会社からコンサート物販受託事業が異動し、新たな事業としてスタート。2020年6月、コロナ禍の中で世界初のメガネ型シールド可動式の「PCPフェイスシールド」(意匠登録済)を開発、発売。
2020年8月1日に商号を株式会社ニッポンプランニングセンターから株式会社ポニーキャニオンプランニングに変更。2021年、コロナ禍で開催が厳しくなっていたイベント物販のニューノーマルスタイルを提唱するエンタメ特化型モバイルオーダーサービス「NOLETS(ノーレッツ)」を株式会社LBBと業務提携によりローンチ、サービスをスタート。
2022年8月1日、ポニーキャニオングループの再編に伴い、ポニーキャニオンが保有する株式をメモリーテック・ホールディングスに譲渡し同社の子会社となった[1]。
事業内容
- 音楽・映像ソフトの商品や宣伝販促物等のデザイン・印刷関連
- WEBサイトのデザイン・制作・保守運用
- アーティストグッズ・キャラクターグッズ・テーマパークグッズ等のデザイン・制作
- 各種イベントの企画制作・運営・物販
- 映画プロモーション
- CI・企業ブランディング及び企業マーケティング全般の企画・制作
製品・サービス
- PIICA - ICカードリーダー機にかざすと光るカード
- Boommy - SNS拡散支援ツール
- Design@rt Museum - 注目のクリエイター達によるミュージアムショップ
- PCPフェイスシールド - 日本初のシールド可動型メガネ式フェイスシールド
- NOLETS - エンタメ特化型モバイルオーダーサービス
脚注
外部リンク
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認定放送持株会社 | |
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フジテレビグループ | |
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産経新聞グループ | |
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ニッポン放送グループ | |
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サンケイビルグループ | |
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ポニーキャニオングループ | |
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文化放送グループ 1 | |
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その他関連法人4 | |
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シンボルマーク | |
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文化事業 | |
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賞 | |
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スポーツ・イベント | |
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関連項目 | |
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歴史・事件 | |
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関連人物 | |
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注釈
1文化放送グループは、フジサンケイグループに含める場合と含めない場合がある。 2フジテレビジョン旧社。フジテレビ・ニッポン放送・ポニーキャニオン・リビング新聞の各グループの持株会社。 3フジ・メディア・ホールディングス傘下の中核子会社20社。 4上場企業を除く。また、過去に存在した法人も一部含む。 5クオラス子会社。 6フジ・メディア・ホールティングス傘下だが、実質的にはフジパシフィックミュージック傘下。 7フジ・ミュージックパートナーズ子会社。 8リビング新聞グループの中核企業、2018年3月にRIZAPグループ傘下に入りフジサンケイグループから離脱。 9系列局のうち、仙台放送はフジ・メディア・ホールディングスの連結子会社、北海道文化放送、関西テレビ放送、テレビ新広島の基幹局3局は同じく持分法適用関連会社である。
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