|
この項目では、古代ギリシャの土地について説明しています。バングラデシュの郡については「プティア郡」を、小惑星については「フティア (小惑星)」をご覧ください。 |
プティーア(Φθία / Phthía) あるいは プティエー(Φθίη / Phthíē) は、古代ギリシャのテッサリアの最南部。プティオーティス(Φθιῶτις / Phthiôtis)とも呼ばれる。
マリア湾とパガサイ湾とにはさまれ、オトリュス山の麓に位置する。
ミュルミドーン人の故地とされ、『イーリアス』の主人公でトロイア戦争の英雄アキレウスの故郷でもある。
神話
ギリシア神話では、アイアコス(ゼウスとアイギーナの子)によって建設された。アイアコスの子がプティア王ペーレウスであり、ペーレウスとテティスの子がアキレウスである。ミュルミドーン人はアイアコスの祈りによって生まれた氏族とされ、アキレウスに率いられてトロイア戦争で活躍した。
別の神話では、デウカリオーン(プロメーテウスとプロノイエの子)がプティア王であったと記述がある。
関連項目