ファンタシースター感謝祭

ファンタシースター感謝祭(ファンタシースターかんしゃさい)とは、株式会社セガゲームスが主催するファンタシースターオンライン2(PSO2)のオフラインイベントである。

この項目ではファンタシースター感謝祭の補完イベントとして開催されている「アークスフェスティバル」、ファンタシースター感謝祭の前身でファンタシースターユニバースシリーズのオフラインイベントとして開催されていた「全国ファン感謝祭」、15周年を記念して行われた地方巡回イベント「アークスキャラバン」、ファンタシースターシリーズの音楽イベントである「シンパシー」、各地で不定期に営業される公式カフェ「アークスカフェ」についても解説する。

ファンタシースター感謝祭

ファンタシースター感謝祭
2014、2015、2017の決勝会場である有明コロシアム
2014、2015、2017の決勝会場である有明コロシアム
イベントの種類 参加型複合イベント
通称・略称 感謝祭
正式名称 ファンタシースター感謝祭
開催時期 2013、2014、2017:6~8月
2016:2015年12月~2016年3月
2019:3月~8月
初回開催 2013年8月3日(決勝大会)
会場 本文参照
主催 株式会社セガゲームス(2015年3月31日までは株式会社セガ)
共催 ファミ通(2013のファミ通CUP開催時のみ)
協賛 サンリオ(2016)、ピザーラ(2017、2019)、ネスレ日本(2019)、JOYSOUND(2019)
プロデューサー 酒井智史
来場者数 約20,000(主催者発表、2014決勝)[1]
公式サイト
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感謝祭概要

PSO2のプレイヤーを対象に現実とゲームの境界を超えて楽しんでもらうことを対象に各種イベントや物販などのコンテンツを提供している。また決勝会場および一部予選会場ではPSO2放送局の公開生放送も実施しており、最新情報を会場で知ることもできる。単独のオンラインゲームのオフラインイベントとしては国内最大級であり、運営会社単位としてもガンホー・オンライン・エンターテイメントが開催している「ガンホーフェスティバル」に匹敵する。会場内では当イベント最大の目玉として「アークスグランプリ」または「アークスバトルトーナメント」が開催されるほか、PSO2のキャラクターやアイテムを模した「コスプレコンテスト」や入賞した作品は実際ゲーム内アイテムとして公開される「アイテムデザインコンテスト」などが開催される。

入場時の対応

入場は各会場とも無料で、2014年までは入場時の検査等は行われず、一時退場時にスタンプ(ブラックライトインクのため通常時では不可視)を押して再入場時にライトを照射し確認を取る方法のみであった。しかし2014年に発生した「AKB48握手会傷害事件」の影響や後述の「シンパシー2015」での爆破予告騒動の対策として2017年以降は入場時は荷物検査(刃物やモデルガン、花火等の危険物の有無確認、持込禁止)が実施され、再入場時は先述のスタンプ方式や入場時に配布される「アークスカード」を提示する対応がとられている。

さらに2019年に「京都アニメーション放火殺人事件」や「ジャンプビクトリーカーニバル2019」での火災放射事件[2]等火を使用した事件が相次いだことや決勝会場が2020年の東京オリンピック・パラリンピック会場で使用されることなどから同会場では以下の通り荷物検査が強化された。

  • 持込禁止対象を増やし、マッチや制汗スプレー、酒類も禁止(ライターは可)。
  • 開封済かつ中身が入っているペットボトルについてはその場で飲み、飲料物であるかの確認。
  • 再入場時も同様の検査を行う。
  • 持込禁止対象は廃棄か一時預かりかの確認を行い、一時預かりの場合は半券を手渡され退場時に引き換えとなる。

なお、ゲーム内アイテムコードの転売対策も兼ねて一度入場した場合は再入場口からを除き入場することは原則不可となっている。

各年の概要

2013年

PSO2サービス開始1周年を記念し「ファンタシースター感謝祭2013」として開催され、アークスグランプリやコスプレコンテスト、アイテムデザインコンテストが行われた。「アークスグランプリ」は主要5都市とファミ通CUPによる6つの予選会を実施、勝者は各予選会同様決勝大会へ進出することができた。このうちファミ通CUPは「アークスグランプリ」のみのため事前登録者のみが参加できたほか、決勝大会が行なわれたディファ有明は収容人数の問題から事前に申し込みを行ない当選者のみ入場が可能な招待制となっている[3]

ファミ通CUPを除く6会場のうち東京会場と決勝会場ではPSO2放送局の公開生放送が行われている。

2014年

PSO2サービス開始2周年を記念し「ファンタシースター感謝祭2014」を開催。予選はファミ通カップが廃止され主要5都市のみとなり、前年度の来場者の多さに対応するため各会場が大型化された。また、各地のキャラクターとタイアップを行ない、それに関連したゲーム内グッズを各会場の特典として来場者に配布している。

6会場のうち東京、札幌、決勝の3会場でPSO2放送局の公開生放送が行われている。なお、6会場合計の来場者数はのべ4万7千人(主催者発表)であったことが翌年の正月に報告された[4]

2015年

2015年はアークスキャラバンおよびアークスフェスティバル2015が開催され、夏季にファンタシースター感謝祭は行われなかった。しかし「アークスキャラバン」実施中のPSO2放送局内でプロデューサー・酒井智史が2015年度内に開催する予定であることをほのめかしている。

2016年 

アークスフェスティバル2015において冬から初春にかけて「ファンタシースター感謝祭2016」が開催されることが発表された[5]。予告では2015年度内としているが、決勝が2016年3月開催のため2016となり、2015は欠番となっている。 地方5会場では以下のご当地にちなんだゲーム内ラッピーグッズが配られた。

また、決勝会場では「ハローキティ」とのコラボによりハローキティのゲーム内グッズが配布された。6会場のうち福岡、大阪、決勝の3会場でPSO2放送局の公開生放送が行われている。

決勝が初春に開催されたことから夏季はアークスフェスティバル2016が開催されている。

2017年 

PSO2サービス開始5周年を記念し「ファンタシースター感謝祭2017」として開催、時期が2014年以前と同じ夏に戻された。全会場において『後藤人形』とのコラボとして特別展示作品「月の光」が公開された。地方5会場では以下のご当地にちなんだゲーム内ロビーアクションが配られた。

また、宅配ピザチェーン「ピザーラ」とのコラボレーションにより各会場でオリジナルピザの販売および決勝会場ではピザーラにちなんだゲーム内ロビーアクションの配布が行われている。

上述の通り昨年まで開催されていた「アークスグランプリ」に代わり新たに「アークスバトルトーナメント」が開催された[6]ほか、昨年のフェスティバルで開催された「コスプレ&クラフトコンテスト」は分離され「コスプレコンテスト」の単独開催および「クラフトコンテスト」の新規開催が行われている。

6会場のうち東京、名古屋、決勝の3会場でPSO2 STATION!(PSO2放送局のリニューアル番組)の公開生放送が行われ、このうち決勝会場では2部構成で計8時間の放送が行われている。

2018年 

2018年は有明コロシアムが2020年東京オリンピックに関連した改修工事に入ることや、EPISODE5の調整失敗等で信頼失墜の回復に重点を置くとの理由から感謝祭の開催が取りやめとなった[7]。アークスフェスティバルの開催も見送られており、サービスが開始された2012年を除けば初めて大型イベントが開催されなかった。

2019年

有明コロシアムに代わり、決勝会場となる東京ビッグサイト

2018年12月15日放送の『PSO2 STATION!』内で「ファンタシースター感謝祭2019」の実施が発表され、2年ぶりの感謝祭開催となった。地方の開催間隔が約1ヶ月と伸びており、関西地区の開催が神戸になったほか、有明コロシアムの改修工事が継続中のため2013年の東京大会以来となる東京ビッグサイトでの開催となる。

会場内ではネスレ日本のペリエが配布され、ピザーラのコラボピザ販売、JOYSOUNDによるカラオケ大会が行われるほか、地方5会場では以下のご当地にちなんだゲーム内ロビーアクション、決勝はケロロ軍曹とのコラボアイテムが配られた。また、『PSO2 STATION!』の公開生放送は全会場で実施される。

感謝祭での主なコンテンツ

アークスグランプリ

ゲーム内の「タイムアタッククエスト」をアレンジしたステージをどれだけ早くクリアできるか競う勝ち抜き戦。各予選会場で勝ち上がった上位2チームが決勝大会に進出する。アークスグランプリが開始された当時はPC版とPS Vita版とで分かれているが、環境差が大きいことから部門を分け、それぞれで優勝者を決定している。

2013年のみ7月21日にエンターブレインのイベントスペース「WinPa」でファミ通主催による『ファミ通CUP』が開催されている。この大会の上位2チームが決勝大会に進むことができるのは他の予選と変わらなかったが、ファンタシースター感謝祭と分けられているためこの大会の参加者のみ入場可能や物販・交流コーナーが未設置などの制限があった。

アークスバトルトーナメント

2016年のEP4より導入されたゲーム内の「バトルロビー」をアレンジしたステージを使用した4人対4人対戦の勝ち抜き戦である。アークスグランプリ同様各予選会場で勝ち上がった上位2チームが決勝大会に進出する。グランプリではPCとPS Vitaで部門が分かれていたがバトルトーナメントではPS4のみを使用する。但しキーボードが付いており、ほぼPCと同じ環境で操作可能である。

ファンタシースター感謝祭の会場

開催会場
大会・会場名 開催日 開催場所 備考
ファンタシースター感謝祭2013
東京 2013年6月9日 東京ビッグサイト
(西展示棟4)
名古屋 2013年6月15日 名古屋国際会議場
(イベント棟)
福岡 2013年6月29日 スカラエスパシオ 400人を収容することを想定した会場に対し、約2000人のプレイヤーが集結し騒ぎが発生し[8]、翌年より会場の大幅変更となるきっかけになった。
ファンタシースターオンライン2#事件等およびファンタシースター感謝祭2014の備考参照)
大阪 2013年7月14日 インテックス大阪
(1号棟)
札幌 2013年7月28日 札幌コンベンションセンター
(イベント棟)
決勝 2013年8月3日 ディファ有明 収容数の問題から事前抽選方式による当選者のみ入場可能であった。
ファンタシースター感謝祭2014
東京 2014年6月15日 幕張メッセ
(4・5ホール)
東京ビッグサイトのある東京都から千葉県千葉市の当会場へ変更。前年と比較しおよそ倍の収容が可能となっている。
大阪 2014年6月21日 インテックス大阪
(2号棟)
前年開催された1号館と比較し約1.35倍の収容となっている。
福岡 2014年6月28日 西日本総合展示場
(新館A)
前年の混乱を考慮し、インテックス大阪2号棟とほぼ同じ収容能力を持つ会場を確保するためスカラエスパシオのある福岡市から北九州市の当会場へ変更された。
札幌 2014年7月26日 札幌コンベンションセンター
(イベント棟)
名古屋 2014年8月3日 ポートメッセなごや
(2号館)
前年の名古屋国際会議場イベント棟と比較しおよぞ3倍の収容能力を持つ。
決勝 2014年8月16日 有明コロシアム 前年は事前抽選方式による当選者のみ入場可能であったが、収容に余裕がある当会場に移転したことから決勝も他会場同様抽選なしで入場が可能となった。
ファンタシースター感謝祭2016
東京 2015年12月23日 幕張メッセ
(1・2ホール)
名古屋 2016年1月10日 ポートメッセなごや
(2号館)
福岡 2016年1月17日 西日本総合展示場
(新館A)
札幌 2016年2月11日 アクセスサッポロ
大阪 2016年2月20日 インテックス大阪
(2号館)
決勝 2016年3月21日 有明コロシアム
ファンタシースター感謝祭2017
東京 2017年6月10日 幕張メッセ
(2・3ホール)
札幌 2017年6月17日 Zepp Sapporo
福岡 2017年6月25日 西日本総合展示場
(新館A)
名古屋 2017年7月15日 ポートメッセなごや
(2号館)
大阪 2017年7月30日 インテックス大阪
(2号館)
決勝 2017年8月12日 有明コロシアム これまで午前10時開場であったが、昨年のフェスティバルの混雑や生放送の関係等で午前8時に開場されている。
ファンタシースター感謝祭2019
東京 2019年3月10日 幕張メッセ
(3・4ホール)
名古屋 2019年4月21日 ポートメッセなごや
(1号館)
札幌 2019年5月25日 つドーム
福岡 2019年6月8日 西日本総合展示場
(新館A・B)
神戸 2019年7月14日 神戸コンベンションセンター
(1・2号館)
開催が神戸市のため、神戸大会と変更されている(但し上記の東京大会の会場は千葉県千葉市であるが名前の変更は行われない)。
決勝 2019年8月17日 東京ビッグサイト
(南展示棟)
有明コロシアムが2020年東京オリンピックによる関連工事で使用不可能のため東京ビッグサイトでの開催となる。なお、夏季決勝またはアークスフェスティバルはコミックマーケットと同日開催であったが、今回は会場が重複することからコミックマーケットより1週間遅れとなる。

アークスフェスティバル

フェスティバル概要

感謝祭の決勝が8月に開催されない場合、その代わりのイベントとして有明コロシアムで開催される。地方での開催は行わず、地方で予選を実施する「アークスグランプリ」「アークスバトルトーナメント」といった対抗戦についてもフェスティバルでは実施されない。感謝祭決勝会場のみで実施されている「コスプレコンテスト」はフェスティバルでも開催(「クラフトコンテスト」は現時点で未実施)され、また物販コーナーや交流コーナーなども設置されており、PSO2放送局による生放送も実施される。入場も感謝祭同様無料である。

アークスフェスティバル2015

「ファンタシースター感謝祭」に代わる地方イベント「アークスキャラバン」を締めくくるイベントとして8月16日に開催された。「アークスグランプリ」に代わる主要イベントとして「アークスエキシビジョンマッチ」と「ダンスフェス」が行われている。「アークスエキシビジョンマッチ」は過去のアークスグランプリ優勝者と会一太郎市来光弘エリック・ニコラスの3人で結成したタレントチームが対戦する企画である。また「ダンスフェス」は盆踊り風のダンスを参加者と一緒に踊ることを企画したもので、このために光吉猛修が歌い開発スタッフが踊る「We're Arks!」とPSO2放送局メンバーが躍る「レアドロ☆KOI☆恋」が制作(振り付けは2曲ともパパイヤ鈴木)され、YouTubeなどで動画がアップされた[9]ほかゲーム内でのイベントで光吉猛修のほか桃井はるこ榎本温子、会一太郎のPSO2放送局メンバーがゲーム内キャラクターとなり振付を行なうなど事前に踊り方を周知させていた(#ステージライブを参照)。そしてフェスティバルの最後に会場にいたプレイヤーと皆で踊りイベントを締めくくった[5]

アークスフェスティバル2016

ファンタシースター感謝祭2016の決勝が3月に行われたことから、8月13日に単独イベントとして開催された。開催前のゲーム内イベントで地球親善大使として「ヨーコソ・アークス」を歌う小林幸子によるコンサートイベントが実施され、リニューアル前最後のPSO2放送局が行なわれた。

今回から「コスプレコンテスト」は「コスプレ&クラフトコンテスト」にリニューアルされ、コスプレ以外にもゲーム内に登場する武器やアクセサリーなどの造形物による参加も可能になった[10]。去年同様「エキシビションマッチ」も実施され、会一太郎のチームと市来光弘のチームに分かれ対抗戦が実施されている。紅白歌手であり艶やかな衣装で注目されている小林幸子のコンサートイベントが無料ということもあり来場者が多数訪れ、早いうちに座席がほぼ埋まったことなどから入場制限が実施されている[11]

このPSO2放送局で桃井はるこ、榎本温子、会一太郎がPSO2放送局を卒業した(桃井・榎本は以降PSO2に関与していないが、会一太郎は「PSO2 アークスライブ!」の番組MCとしてフェスティバル2016以降もPSO2関連に関与している)。

過去に行われていたイベント

全国ファン感謝祭

「ファンタシースター感謝祭」の前身にあたるイベント。PSPで提供されていた「ファンタシースターポータブルシリーズ」関連のイベントである。「アークスグランプリ」の前身である対抗戦も2010年は「リトルウィンググランプリ」、2011年は「インフィニティグランプリ」として行なわれている。

2010年

2010年および2011年の決勝大会の会場となった秋葉原UDX

ファンタシースターポータブル2のプレイヤー向けに開催。「リトルウィンググランプリ」の予選会として東京大阪福岡名古屋札幌の各都市およびファミ通主催によるファミ通CUPが開催され、各予選の勝者は決勝大会に進出した。このうちファミ通CUPは「リトルウィンググランプリ」の予選のみ開催のため一般参加者は入場不可である。

開催会場
  • 東京(2010年1月16日):東京ファッションタウン
  • 福岡(2010年1月23日):スカラエスパシオ
  • 札幌(2010年1月31日):きょうさいサロン
  • 名古屋(2010年2月13日):ポートメッセなごや
  • 大阪(2010年2月20日):大阪WTCホール
  • ファミ通CUP(2010年2月28日):セガ本社
  • 決勝(2010年3月13日):秋葉原UDX2階「アキバ・スクエア」

2011年

ファンタシースターポータブル2 インフィニティのプレイヤー向けに開催。「インフィニティグランプリ」の予選会として上記5都市、ファミ通CUPにニコニコ動画主催の「ニコニコ動画CUP」が加わり7予選が開催される予定であったが2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で2都市での開催が中止となり、5つの予選会に勝ち上がった者が「アキバ・スクエア」にて開催される決勝大会に進出した。なお、ファミ通CUPおよびニコニコ動画CUPは「インフィニティグランプリ」の予選のみ開催のため一般参加者は入場不可であり、さらにニコニコ動画CUPはニコニコ動画ユーザー(会員種別問わず)のみエントリー可能であった。

この感謝祭より物販が行われるようになったほか、大塚製薬の栄養食であるカロリーメイトとコラボレーションを行なっていたことから「インフィニティグランプリ」の参加者にカロリーメイトが配られた。また、東京と大阪ではケンタッキーの出張店が会場に出店している[12]

開催会場
  • 東京(2011年2月5日):パシフィコ横浜(ホールB)
  • 大阪(2011年2月11日):ATCホール(Aホール)
  • 名古屋(2011年2月19日):ポートメッセなごや(第3展示館)
  • ニコニコ動画CUP(2011年3月5日):セガ本社
  • ファミ通CUP(2011年4月9日):セガ本社
  • 決勝(2011年4月24日):秋葉原UDX2階「アキバ・スクエア」
福岡(2011年3月19日)と札幌(2011年3月26日)は震災の影響により中止

アークスキャラバン

2015年はファンタシースターオンラインのサービス開始から15周年であったことから感謝祭に代わるイベントとして「アークスキャラバン」が開催され、これまでの主要5都市に代わり広島仙台徳島新潟沖縄の各地方都市を巡回するイベントを行なった。このキャラバンでは「アークスグランプリ」などのイベントは開催されなかったが物販は実施され、また全会場でPSO2放送局による公開生放送も実施されている。沖縄会場のアクセスとして現地集合の宿泊込み、さらに羽田空港発着の宿泊と飛行機代をセットにしたツアーパッケージが設定され、ゲーム内通貨やオリジナルTシャツなどが特典としてプレゼントされた[13]。なお、沖縄を除き公開生放送会場への入場は抽選制となっており、落選者は物販コーナーおよび交流コーナーでのみ入場可能であった。

開催会場

不定期で開催されているイベント

シンパシー

ファンタシースターシリーズのゲーム内サウンドや楽曲を使用した演奏会またはコンサートである。本格的なコンサートホールで行なわれるが、ドレスコートで来場する必要はない。なお、ファンタシースターシリーズのオフラインイベントで唯一入場料が有料のイベントである。

2013年

ファンタシースターシリーズ25周年を記念し2013年3月30日に日比谷公会堂で開演された。天野正道指揮、東京フィルハーモニー交響楽団演奏によるこれまでのファンタシースターシリーズのサウンドの演奏が行われたほか、特別ゲストとして光吉猛修によるコンサートも行われている。

2015年

ファンタシースターオンラインシリーズ15周年を記念し2015年11月23日にパシフィコ横浜で開演された。天野正道指揮によるファンタシースターシリーズおよびファンタシースターオンライン2のサウンド演奏を始め、「ファンタシースターオンライン2-ON STAGE-」 に出演していた蒼井翔太新田恵海、マトイ役の声優である佐藤聡美、フェスティバルで「We're Arks!」を踊った光吉猛修によるライブパートなども行なわれた。

なお、開催前に会場を爆破する予告がインターネット掲示板で書き込まれたことから、会場のロッカーが閉鎖され、金属探知機による検査が行われている。

2018年

ファンタシースターシリーズ30周年を記念し2018年3月24日にディファ有明で開催されることがファンタシースター感謝祭2017決勝会場で発表された。これまではオーケストラ形式による演奏会であったが、2018は「ライブシンパシー」としてゲーム内のボーカル付き楽曲や、キャラクターソングといったコンサート形式となる。

ファンタジック3Dライブ

2018年10月27日、28日にヒューリックホール東京で開催されるライブイベント。先述の「シンパシー」とは異なりファンタシースターオンライン2のキャラクターがスクリーンに映し出されるバーチャルライブ形式となる。

アークスカフェ

スイーツパラダイスの各店舗で不定期に開催されているPSO2公式カフェ。期間中対象店舗ではPSO2オリジナルグッズの販売コーナーが設置され(感謝祭やフェスティバルの物販コーナーで販売しているものと同じもの)、2種類のPSO2特別メニューが提供される。PSO2特別メニューを注文するとオリジナルの食べ物がドリンクが提供されるほか、ゲーム内で使用可能なアイテムコード付きのノベルティが付属される(期間中スイーツパラダイスの通常メニューも注文可能であるが、ノベルティは貰えない)。

地域 店舗名 開催時期 備考
アークスカフェ
東京 新宿東口 2015年7月17日‐2015年9月30日
アークスカフェin京都
京都 四条河原町 2015年10月2日‐2015年12月15日
アークスカフェ感謝祭スペシャル
東京 新宿東口 2015年12月18日‐2016年4月10日
大阪 エキスポシティ 2015年12月18日‐2016年4月10日
仙台 仙台パルコ 2016年2月17日‐2016年3月13日
広島 広島パルコ 2016年2月17日‐2016年3月13日
福岡 福岡パルコ 2016年2月18日‐2016年3月13日 2月17日が福岡パルコの休業日であることから、仙台・広島の1日遅れとなった。
名古屋 スパイラルタワーズ 2016年3月8日‐2017年4月10日
アークスカフェThe Best
東京 新宿東口 2016年10月28日‐2017年1月9日
大阪 梅田 2016年11月1日‐2017年1月9日
名古屋 スパイラルタワーズ 2017年1月16日‐2017年3月26日 2月3日にツイッターで爆破予告の書き込みがあり、避難、周辺の封鎖が行われている。
PSO2アークスカフェ2019
東京 新宿東口 2019年1月16日‐2019年3月5日
大阪 梅田 2019年1月18日‐2019年3月5日
名古屋 スパイラルタワーズ 2019年1月23日‐2019年3月5日

関連出版物

書籍

  • 「ファンタシースター感謝祭2013 アークスグランプリ メモリアルBOOK」ISBN 978-4-04-729301-4
  • 「ファンタシースター感謝祭2014 アークスグランプリ メモリアルBOOK」ISBN 978-4-04-730067-5
  • 「ファンタシースター感謝祭2016 アークスグランプリ メモリアルBOOK」ISBN 978-4-04-733168-6

音楽

  • 『We’re ARKS!/レアドロ☆KOI☆恋』EAN 4974365701925

脚注

  1. ^ 「ファンタシースター感謝祭2014/アークスグランプリ決勝」開催!(2014年8月18日、GAME Watch)
  2. ^ “高校生の頭に火付けた疑い 予備校生逮捕、千葉・幕張メッセ”. 共同通信. (2019年7月27日). オリジナルの2019年7月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190727034215/https://this.kiji.is/527516964824433761 2019年7月27日閲覧。 
  3. ^ “ファンタシースター感謝祭2013決勝会場”, ファンタシースターオンライン公式, (2013-7-1), http://pso2.jp/players/event/1st_anniversary/festa2013/final/ 
  4. ^ “プロデューサー酒井より2015年新年のご挨拶”. ファンタシースターオンライン公式. (2015年1月1日). http://pso2.jp/players/news/?id=5082 
  5. ^ a b “『PSO2』“アークスフェスティバル2015”をリポート! 会場に華を咲かせたコスプレイヤーたちも紹介!!”. ファミ通. (2015年8月17日). https://www.famitsu.com/news/201508/17086044.html 
  6. ^ “「ファンタシースター感謝祭2017」全国5都市で開催決定!”. ファンタシースターオンライン公式. (2017年3月21日). http://pso2.jp/players/news/?id=10887 
  7. ^ アークスグローリーレース内「『PSO2』6周年によせて」より(ファンタシースターオンライン2公式)
  8. ^ <ご来場いただいた皆様へ:お詫び>
  9. ^ “ダンスフェス”, ファンタシースターオンライン公式, http://phantasystar.sega.jp/psportal/pso15anniversary/festa2015/dance/ 
  10. ^ “小林幸子さん降臨! 『PSO2』アークスフェスティバル2016にてオリジナルソングを熱唱!”. ファミ通. (2016年8月16日). https://www.famitsu.com/news/201608/16113423.html 
  11. ^ “「ファンタシースターオンライン2」小林幸子さんの生ライブで盛り上がったイベント「アークスフェスティバル2016」”. ヤフーゲーム. (2016年8月14日) 
  12. ^ PSP®「ファンタシースターポータブル2インフィニティ」ひとりでも、みんなでも楽しめる『全国ファン感謝祭2011』追加情報公開!(2011年1月25日、SEGA公式)
  13. ^ アークスキャラバン沖縄ツアー募集開始!(ファンターシスターオンライン2公式)

外部リンク

全国ファン感謝祭
ファンタシースター感謝祭
アークスキャラバン
・アークスフェスティバル
シンパシー
ファンタジック3Dライブ

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Mattachine Steps LocalizaciónPaís  Estados UnidosCoordenadas 34°05′43″N 118°15′39″O / 34.095138888889, -118.26083333333Recuerda Mattachine Society[editar datos en Wikidata] Mattachine Steps, también conocida como la escalera de Cove Avenue, es una escalera exterior en Silver Lake, ciudad de Los Ángeles, en el estado estadounidense de California. Fue dedicada a la Mattachine Society en 2012 en memoria de Harry Hay, quien fundó en 1950 este grupo, u...

French territory and island in the Mozambique Channel Juan de Nova IslandÎle Juan de Nova (French) FlagMotto: Liberté, égalité, fraternitéAnthem: La Marseillaise Juan de NovaDisputed islandEtymologyJoão da NovaGeographyLocationMozambique ChannelCoordinates17°03′20″S 42°43′30″E / 17.05556°S 42.72500°E / -17.05556; 42.72500Area4.8 km2 (1.9 sq mi)Length6 km (3.7 mi)Width1.6 km (1 mi)Coastline12.3 km ...

 

Олдмен Річка Олдмен річка Олдмен в Альберті 49°55′59″ пн. ш. 111°41′30″ зх. д. / 49.93333300002777264° пн. ш. 111.69166700002777759° зх. д. / 49.93333300002777264; -111.69166700002777759Витік Скелясті гори• координати 50°06′50″ пн. ш. 114°43′14″ зх. д. / 50.11390000002777612° пн....

 

مديرية الحوطة  - مديرية -  تقسيم إداري البلد  اليمن[1] المحافظة محافظة لحج خصائص جغرافية إحداثيات 13°10′00″N 44°50′00″E / 13.16667°N 44.83333°E / 13.16667; 44.83333 المساحة 1848.50 كم² السكان الكثافة السكانية 14.00 نسمة/كم2 التعداد السكاني 2004 السكان 25٬881 الكثافة السكانية 14٫...

Der Bad Ischler Salzberg ist ein Salzbergwerk im Gemeindegebiet von Bad Ischl im oberösterreichischen Salzkammergut. Inhaltsverzeichnis 1 Geographie 2 Geologie 3 Baugeschichte 3.1 Wirtschaftliche Ausgangslage 3.2 Bergwerk 3.2.1 Perneck 3.2.2 Erbstollen Sulzbach 3.2.3 Sulzbachfelder 3.3 Knappenunterkünfte 3.4 Mundloch Erbstollen 3.5 Schaubergwerk 4 Literatur 5 Weblinks 6 Einzelnachweise Geographie Ischler Salzberg bezeichnet nicht einen konkreten Berg, sondern – im Sinne des bergmännische...

 

PT Alenia Citra MultimediaNama dagangAlenia PicturesJenisPerseroan terbatasIndustriPerfilmanPendiri Ari Sihasale Nia Zulkarnaen KantorpusatJl. Raya Pasar Minggu, Jakarta Selatan, IndonesiaWilayah operasiIndonesiaSitus webwww.alenia-pictures.com PT Alenia Citra Multimedia (Alenia Pictures) adalah rumah produksi yang didirikan oleh Ari Sihasale dan Nia Zulkarnaen. Produksi Film Denias, Senandung di Atas Awan (2006) Liburan Seru! (2008) King (2009) Tanah Air Beta (2010) Serdadu Kumbang (2011) Di...

 

Real Club Náutico de Salinas Datos generalesFundación 1915Ubicación Salinas (Castrillón), España EspañaWeb oficial[editar datos en Wikidata] El Real Club Náutico de Salinas es un club deportivo privado español situado en Salinas (Castrillón), Asturias. Además del edificio social, cuenta con tres piscinas, pistas de pádel, tenis, polideportivo, gimnasio y sauna. Historia Se fundó en 1915 y en 1916 se inauguró el primer edificio social, construido en madera, de lo qu...

Armin Thurnher (2018) Armin Thurnher (* 21. Februar 1949 in Bregenz) ist ein österreichischer Journalist und Publizist. Er ist Herausgeber und Chefredakteur der Wiener Stadtzeitung Falter. Inhaltsverzeichnis 1 Leben 2 Werke 3 Auszeichnungen 4 Literatur 5 Weblinks 6 Einzelnachweise Leben Nach Studium der Anglistik und Amerikanistik (1967/68) am Wagner College in New York und ab 1968 der Germanistik und Theaterwissenschaften in Wien – die ohne Abschluss blieben – wurde Thurnher 1977 Mitgli...

 

1963 British filmSparrows Can't SingUK quad posterDirected byJoan LittlewoodWritten byStephen LewisProduced byDonald TaylorStarringJames BoothBarbara WindsorRoy KinnearAvis BunnageBrian MurphyYootha JoyceCinematographyDesmond Dickinson Mutz GreenbaumEdited byOswald HafenrichterMusic byJames StevensStanley BlackProductioncompanyCarthage ProductionsDistributed byElstree DistributorsWarner-PathéRelease date26 February 1963 (1963-02-26)[1]Running time94 minutesCountryUnite...

 

Dutch economist, professor and columnist Jan PenBorn(1921-02-15)15 February 1921LemmerDied14 February 2010(2010-02-14) (aged 88)Haren, GroningenNationalityDutchAcademic careerInstitutionsMinistry of Economic Affairs, NetherlandsUniversity of GroningenFieldEconomic policyAlma materVrije Universiteit AmsterdamContributionsPen's parade NotesThesis               Theorie der collectieve loononderhandelingen: poging tot...

Emperor Taizong's campaign against XueyantuoDate641-646LocationMongolia, regions around Lake BaikalResult Decisive Tang victory Fall of XueyantuoTerritorialchanges Outer Mongolia and the regions around Lake Baikal added into the Tang EmpireBelligerents Tang dynasty XueyantuoCommanders and leaders Emperor Taizong of TangLi ShijiQiao ShiwangZhishi SiliLi DaozongAshina She'erQibi HeliXue WancheZhang JianAshina SimoYaoluoge Tumidu Yi'nanDaduBazhuo †Duomozhi (POW)Casualties and los...

 

English television personality Josie GibsonGibson in 2015BornJosephine Diane Shirley Gibson (1985-01-24) 24 January 1985 (age 38)Bristol, EnglandEducationBrimsham Green SchoolOccupationTelevision personalityYears active2010–presentEmployerITVChildren1Websitejosiegibsonofficial.com Josephine Diane Shirley Gibson[1] (born 24 January 1985)[2] is an English television personality. In 2010, she won the eleventh series of the Channel 4 reality show Big Brother, and later...

 

National park and nature reserve in West Bengal, India This article needs additional citations for verification. Please help improve this article by adding citations to reliable sources. Unsourced material may be challenged and removed.Find sources: Sundarbans National Park – news · newspapers · books · scholar · JSTOR (March 2017) (Learn how and when to remove this template message) Sunderbans National ParkIUCN category II (national park)Tiger from Su...

Former Japanese princess This article includes a list of general references, but it lacks sufficient corresponding inline citations. Please help to improve this article by introducing more precise citations. (December 2016) (Learn how and when to remove this template message) The native form of this personal name is Ikeda Atsuko. This article uses Western name order when mentioning individuals. Atsuko IkedaAtsuko Ikeda, c. 1952BornAtsuko, Princess Yori (順宮厚子内親王) (1931-...

 

Azerbaijani architect Russian: Кандинов Антон СеменовичBorn15 March 1857Tiflis GovernorateDied4 March 1926RyazanOccupationArchitectBuildingsIslamiyya caravanserai Winter club (Baku) Anton Kandinov (15 March 1857, Tiflis province – 4 March 1926, Ryazan) was an architect who worked in Baku[1] in 1881-1891 and was responsible for the Islamiyya caravanserai, the Winter club,[2] as well as more than other 40 buildings.[3] Life and work Kandinov Anton...

 

هذه المقالة يتيمة إذ تصل إليها مقالات أخرى قليلة جدًا. فضلًا، ساعد بإضافة وصلة إليها في مقالات متعلقة بها. (مارس 2017) ان تاريخ مدينة الديوانية هو ذاته تاريخ محافظة القادسية إذ ظهر اسم الديوانية وبزغ نجمها وشاع ذكرها في العقد السابع من القرن الثاني عشر الهجري، وقد تعرض لذكرها ...

Festival in honour of Demeter / Persephone For the Hawaiian mythological figure, see Hāloa. For the snail, see Haloa japonica. Hetairai at Haloa festival dancing around a giant phallus (Oedipus Painter, 480 BC) Haloa or Alo (Ἁλῶα) was an Attic festival, celebrated principally at Eleusis, in honour of Demeter (Δήμητρα, η Αλωαίη), protector of the fruits of the earth, of Dionysus, god of the grape and of wine, and Poseidon (Ποσειδώνας ο Φυτάλμιος), god o...

 

This article is about the 2013 novel. For the film, see Crazy Rich Asians (film). For other uses, see Crazy Rich Asians (disambiguation). 2013 romantic comedy novel by Kevin Kwan Crazy Rich Asians AuthorKevin KwanLanguageEnglishGenreNovelPublisherDoubledayPublication date2013Media typePrintISBN978-0-385-53697-4Followed byChina Rich Girlfriend  Crazy Rich Asians is a satirical 2013 romantic comedy novel by Kevin Kwan. Kwan stated that his intention in writing the novel was to in...

 

Strategi Solo vs Squad di Free Fire: Cara Menang Mudah!