ビバシティ彦根(ビバシティひこね)は、滋賀県彦根市竹ヶ鼻町にある[2][8][9]複合商業施設(ショッピングセンター)である[10]。
歴史・概要
かつて当地は、彦根食品地方卸売市場と平和堂流通センターなどが所在しており、「彦根・市場街」と呼ばれていたが、1983年(昭和58年)に彦根市が行った地元アンケート調査で「現状では魅力ない」として再開発を支持する回答が過半数を占めた[11]。
これを受けて再開発構想が進められることになったが、当初は「彦根・市場街」の商店連合会は大型店の出店には前向きではなかった。しかし1988年(昭和63年)3月12日に大型店出店に協力する方針に転換したことから、大型商業施設などを建設する構想が進められることになった[12]。
その後、商業施設の核店舗の選定に入り、1989年(平成元年)2月28日に再開発事業準備組合で核店舗が平和堂に決定された[13]。
その後、1991年(平成3年)12月に平和堂多賀センターが完成し[14]、1992年(平成4年)3月25日に彦根総合地方卸売市場が新市場に移転・開業した[15]。
平和堂を交えて計画案の策定を進め、1993年(平成5年)12月9日に「南彦根駅前ショッピングプラザ」計画の3条申請を提出した[16]。1994年(平成6年)6月3日には専門店約65店の出店が決定するなどテナントの大枠も固まった[17]。
そして、1995年(平成7年)3月30日には当館の建設や運営を担う第三セクターとして「南彦根都市開発」の創立総会を開いて会社を設立し(同社は平和堂に吸収合併され廃止、後述)[18]、同年8月11日に起工式を行って着工[19]。同年12月27日には名称を「ビバシティ彦根」とすることを決定した[20]。1996年(平成8年)4月26日に開業した[3]。
2023年(令和5年)に全面改装を実施し、同年10月27日にグランドオープンした[4][21]。この改装に併せて、ロフトやアカチャンホンポ、滋賀県最大級の無印良品などが新たにオープンし[4][21]、屋外に『ビバパーク』を新設した[注 1][21][4]。
現在も滋賀県湖東・湖北地域では大規模な商業施設であり、店舗面積は53,504 m2[注 2]を有する[21]。
館内構成
階 |
ビバシティ彦根
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5F
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立体屋上駐車場
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4F
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立体駐車場
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3F
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ビバシティシネマ(4スクリーン・555席)・ボウリング・スポーツプラザ・駐車場
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2F
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平和堂ファッション館・カルチャープラザ・URBAN FASHION CITY・ワンダーパーク・スポーツプラザ・アミューズメントパーク
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1F
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本館 - 平和堂食品館・平和堂生活館・NEW LIFE CITY(専門店街)・レストラン街 別館 - エディオン
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主な専門店
現在のテナントの詳細は、公式サイトのショップリスト[22]またはフロア[23]を参照。
1階
2階
3階
別棟
- エディオン
- スターバックスコーヒー(ビバシティ彦根店)
- イル メルカンテ - パスタ・ピザ
- SPOON Veggical Farm - カフェレストラン
その他
当初、平和堂の子会社である南彦根都市開発株式会社が運営していたが、2019年(令和元年)10月29日に平和堂が吸収合併すると発表した(2020年1月21日付で合併)[24][25]。現在、同社が施設の管理・運営を行っている[1]。
本館1階に入居している「CoCoRo Plus」(ココロ・プラス)は、コスメ&ビューティーショップとして2009年(平成21年)に当施設にオープンした[26]。平和堂が運営し同社の系列店(アル・プラザ・エール)のほかに、他社の商業施設においても出店している[26]。平和堂系列店以外での出店は以下のとおり(2022年時点、詳細は平和堂公式サイトのCoCoRo Plusを参照)。
公式キャラクターはビバッチェくん[2][30][31][32]。ビーバーをモチーフにしている[33]。
エフエムひこねコミュニティ放送は、当地でのオープニングセレモニーにより開局した。
交通
- 公共交通機関
- 自動車
脚注
注釈
- ^ (※地域交流を図ることを目的としたもの)
- ^ (直営とテナント(専門店の合計))
出典
関連項目
外部リンク