2013年にツール・ド・フランス100回を記念して開始された。「ツール・ド・フランス」の名称をクリテリウム(英語版、フランス語版)(市街地などに短いコースを設けて周回するレースの方式)レースとして大会名に冠するのは世界初である[1]。夏の本大会入賞者・チームや、国内選手・チームが集まり、さいたま新都心の道路を封鎖して設けた特設コースを走行する。さいたま市が主催、埼玉県と、さいたまスポーツコミッション、公益社団法人さいたま観光国際協会、アモリ・スポル・オルガニザシオン(ASO:Amaury Sport Organisation)が共催で実施しており、またJKAの競輪補助事業として行われている。2020・21年は新型コロナウィルス感染拡大の影響から開催見送りとなった[2]。
さいたまスポーツコミッションとさいたま市は2022年4月8日、さいたまクリテリウムを同年11月6日に開催すると発表[48]。3年ぶりの開催が決まった。開催コンセプトは「PLEASURE of RE : SAITAMA CRITERIUM」。大会コースは前回2019年と同じで1周3.5キロメートルとなった。大会に5回の出場歴があるマルセル・キッテルが大会アンバサダーに就任。10月から11月末までを「さいたまクリテリウムWEEK」と銘打ち、商店街の催しや、市立保育園の「さいたまクリテリウム記念給食」など、様々なイベントが開催された[49]。今大会はJ:テレとJ SPORTSによる生中継[50]に加えて、J SPORTS サイクルロードレース公式YouTubeチャンネルによるライブ配信も行われた[51]。