タルヌ県(タルヌけん、Tarn)は、フランスのオクシタニー地域圏の県である。タルヌ川がその語源である。
フランス革命後の1789年12月22日に法令が施行され、1790年3月4日にかつてのラングドック州から分割されて誕生した。県内のカトリック教会の司教座は、アルビとカストルに置かれている。エロー県とカントンの交換を行い、アングレ(サン=ポン司教区管内)はタルヌに、サン=ジェルヴェ=シュル=マル(カストル司教座管内)がエローに移った。
アヴェロン県、エロー県、オード県、オート=ガロンヌ県、タルヌ=エ=ガロンヌ県と接している。
タルヌ川は、丘陵の多い県中央部を流れ、谷と平野をつくる。南部は岩がちな山地、ノワール山地(fr)である。
出典:SPLAF[1]、2006年および2007年はINSEE[2][3]
人口5000人以上のコミューンは以下のものである
医薬品・化粧品大手のピエール・ファーブル社(fr)がカストルやアルビに工場を持つ。
県の北西部でAOCワインガヤックが生産されている。赤・白・ロゼ・甘口の白・スパークリングワインがある。その他に、ヴァン・ド・ペイの生産も多い。