ジャカルタ都市高速鉄道南北線(ジャカルタとしこうそくてつどうなんぼくせん、インドネシア語:Lin Utara-selatan)は、南ジャカルタ市のルバックブルス駅(英語版)から中央ジャカルタ市(英語版)のブンダランHI駅までを結ぶ、ジャカルタ都市高速鉄道(ジャカルタ地下鉄)が運営する鉄道路線である。
路線名の由来はジャカルタを南北に貫くことから。路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「赤」(#ca2047)[1]、路線記号はM。
沿革
第1期区間
ジャカルタ地下鉄南北線第1期区間工事は、合計8件の契約が締結された:
- CP101(ルバックブルス車両基地、レバク・ブルス駅および関連高架工事):東急株式会社-Wijaya Karya・コンソーシアムが受注。
- CP 102(チペテ・ラヤ駅、ファトマワティ駅及び関連高架工事):東急株式会社-Wijaya Karya・コンソーシアムが受注。
- CP 103(ハジナウイ駅、ブロック A駅、ブロック M駅、アセアン駅及び関連高架工事):大林組-清水建設-PT Jaya Konstruksi JVが受注。
- CP 104(スナヤン駅、イストラ駅及び関連トンネル工事):清水建設-大林組-PT Wijaya Karya - PT Jaya Konstruksi JVが受注。
- CP 105(ブンドウンガン・ヒリール駅、スナヤン駅及び関連トンネル工事):清水建設-大林組-PT Wijaya Karya - PT Jaya Konstruksi JVが受注。
- CP 106(ドゥク・アタス駅及びブンダランHI駅建設及び関連トンネル工事):三井住友建設-PT Hutama Karya・コンソーシアムが受注。
- CP 107(鉄道システム及び軌道工事):メトロ・ワン・コンソーシアム(三井物産、東洋エンジニアリング、神戸製鋼所、PT Inti Karya Persada Teknik)が受注。
- CP 108(鉄道車両建設):住友商事-日本車輌製造・コンソーシアムが受注。
2013年6月1日、9.2km(5.7マイル)の地下区間の最初の3件の土木契約が締結された。 2013年第3四半期に高架区間の土木工事請負契約3件が締結された。 建設工事は2013年10月に開始された[2]。
トンネル掘削は2017年2月23日に完了し、目標完了日を達成した[3]。 2017年10月までに、高架線と地下線の両セクションの建設が完了した[4]。
正式開業に先立ち、2019年3月12日から3月23日まで限定公開試運転が実施された。 2019年3月24日、ジョコ・ウィドド・インドネシア大統領による公式開通式が行われた[5][6]。
第2期区間
ジャカルタ地下鉄南北線の第2期区間工事では、合計8件の契約が締結された:
- CP 200(モヌメン・ナシオナル駅付近の地下変電所建設):PT Trocon Indah Perkasaが受注。
- CP 201(タムリン駅、モヌメン・ナシオナル駅及び関連トンネル工事):清水建設-PT Adhi Karya JVが受注。
- CP 202(ハルモニ、サワブサール、マンガブサール駅建設と関連トンネル工事): 清水建設-PT Adhi Karya JVに発注。
- CP 203(グロドック、コタ駅及び関連トンネル工事):三井住友建設-PT Hutama Karya JOに発注。
- CP 204(アンコール・バラット車両基地建設)
- CP 205(鉄道システム及び軌道工事): CP 205A, ハルモニ駅-マンガブサール駅 セグメ ントは清水建設-PT Adhi Karya JV によって建設され、CP 205B, マンガブサール駅-コタ駅セグメ ントは三井住友建設-PT Hutama Karya JO によって建設される。
- CP 206 (車両14編成の建設)。
- CP 207(自動切符運賃収受システムの設置)。
駅一覧
車両
出典