ザカリー・ジョン・クイント(Zachary John Quinto, 1977年6月2日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。ザッカリー・クイントと表記されることもある。
生い立ち
ペンシルベニア州ピッツバーグ出身。父親のジョンはイタリア人とアイルランド人の血を引く理容師だったが、ザカリーが7歳の時に他界。1995年に高校卒業後、カーネギー・メロン大学のドラマスクールで学ぶ(1999年に同大学を卒業)。
キャリア
主にテレビシリーズで活躍し、『24 -TWENTY FOUR-』のアダム・カウフマン役や、『HEROES/ヒーローズ』のサイラー(英語版)役でブレイクする。
2009年公開の『スター・トレック』では若き日のスポック役を演じ『宇宙大作戦』で同役を演じていたレナード・ニモイと共演。オンラインゲーム『Star Trek Online』でもチュートリアルの進行役となるKhitomer EMH役でニモイと共演している。
私生活
2011年10月、ゲイであることを公表した[1]。ゲイのティーンエイジャー、ジェイミー・ロードマイヤーの自殺によって「公にそれと知られずゲイとしての生活を送ることは単純に完全な平等への道程に待ち受ける偉業に有意義な貢献を果たすのに十分でないと直ちに分かった」と語っている[2]。公表以前からクイントは長きに亘りトレヴァー・プロジェクトなどの団体とゲイの権利を支援していた[3]。2009年には提案8号の通過を受けて行われたステージ・リーディングの一夜企画『Standing on Ceremony: The Gay Marriage Plays』[4]や1998年に起きたマシュー・シェパードの殺害にまつわる舞台『The Laramie Project: 10 Years Later』[5]に出演、2010年にはLGBTの若者の自殺を食い止めることを目的としたインターネット運動 It Gets Better Project にビデオを投稿していた[2]。
フィルモグラフィー
映画
テレビ
ゲーム
参考文献
外部リンク