ケンドリック・ボーン(Kendrick Bourne、1995年8月4日 - )は、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはワイドレシーバー(WR)。NFLのニューイングランド・ペイトリオッツに所属している。
カレッジフットボールではイースタン・ワシントン大学でプレーをした。
2017年にドラフト外フリーエージェントとしてサンフランシスコ・49ersと3年の契約をし、NFL入りを果たした。
大学での経歴
ボーンはイースタン・ワシントン大学で2013年から2016 年までの4年間プレーした。
大学時代の通算成績
シーズン
|
チーム
|
出場
|
レシービング
|
レシーブ
|
獲得ヤード
|
TD
|
2013
|
EWU
|
14
|
7
|
117
|
2
|
2014
|
14
|
52
|
814
|
10
|
2015
|
11
|
73
|
998
|
8
|
2016
|
14
|
79
|
1,201
|
7
|
大学の合計[1]
|
53
|
211
|
3,130
|
27
|
プロでの経歴
プレドラフト測定結果
身長 |
体重 |
腕 の 長 さ |
手 の 大 き さ |
40Yrd ダ ッ シ ュ |
20Yrd シ ャ ト ル |
3 コ 丨 ン ド リ ル |
垂 直 跳 び |
立 ち 幅 跳 び |
ベ ン チ プ レ ス
|
6 ft 1+1⁄8 in (186 cm)
|
203 lb (92 kg)
|
32+1⁄2 in (83 cm)
|
9+1⁄8 in (23 cm) |
4.68 s |
4.21 s |
6.73 s |
34.0 in (86 cm) |
10 ft 5 in (3.18 m) |
9 回
|
All values from NFL Combine[2]
|
サンフランシスコ・49ers時代
2017年4月30日、サンフランシスコ・49ersは、ドラフト外フリーエージェントとして3年167万ドルの契約を結んだ。 [3]
2017年シーズン
ボーンはバックアップワイドレシーバーの座を他の多くの選手とトレーニングキャンプで争った。ヘッドコーチのカイル・シャナハンは、ピエール・ガーソーン、マーキーズ・グッドウィン(英語版)、ピーエル・ガーソーン(英語版)、アルドリック・ロビンソン(英語版)、トレント・テイラー(英語版)に次いで、 5番目のワイドレシーバーとして開幕戦を迎えた。2017年シーズン第1週のカロライナ・パンサーズ戦でNFLデビューを果たした。しかし、第2週から第5週にわたる5ゲームを健康面の問題で欠場した。 第9週のチームが20-10で敗北したアリゾナ・カーディナルス戦では、2キャッチ39ヤードを記録した[4].
第14週の25-23で勝利したテネシー・タイタンズ戦でその年の彼にとって最高となる4キャッチ85ヤードを記録した。彼はルーキーイヤーに控えとして11試合に出場し、16レシーブ257ヤードを記録した。 [5]
2018年シーズン
ボーンはバックアップワイドレシーバーとしてトレーニングキャンプを開始した。ヘッドコーチのカイル・シャナハンは、ピエール・ガーソーン、マーキーズ・グッドウィン、トレント・テイラー、ダンテ・ペティス(英語版)に次いで、 5番目のワイドレシーバーとして2018年シーズンをスタートさせた[6]。
2018年9月16日の第2週のデトロイト・ライオンズ戦でQBのジミー・ガロポロから4ヤードのキャリア初のタッチダウンパスをレシーブした[7]。第8週のアリゾナ・カーディナルス戦で膝の怪我を悪化させたピエール・ガーソーンに代わって、ボーンはスターターとして出場した。その試合でボーンは7回のキャッチで71ヤードを記録したが、チームは18-15で敗北を喫している。 第15週のシカゴ・ベアーズ戦でボーンはシーズン最高となる4キャッチ73ヤードを記録した[8]。ボーンは2018年シーズンに42回のキャッチで487ヤード、4タッチダウンを記録した[9]。ボーンは、キャッチ数とレシービングヤードにおいて、49ersのレシーバーをリードしていた。
2019年シーズン
2019年シーズンに、ボーンは30キャッチで358ヤード、5タッチダウンを記録した[10]。ボーンは、タイトエンドのジョージ・キトルと並んでチームをリードする5タッチダウンを記録した[11]。49ersはレギュラーシーズンを13勝3敗で終え、プレーオフのNFC第1シードを獲得した。ディビジョナルラウンドゲームでのミネソタ・バイキングスとの対戦で、ボーンは3キャッチ40ヤード、1タッチダウンを記録し、チームは27-10で勝利した[12]。NFCチャンピオンゲームでのグリーンベイ・パッカーズとの対戦では1キャッチ6ヤードとこれといった活躍は見られなかった[13]。49ers は第54回スーパーボウルまで昇り詰め、ボーンは、2キャッチ42ヤードを記録したが、49ersはチーフスに逆転され、チャンピオンの座をチーフスに渡した[14]。
2020年シーズン
2020年4月6日、ボーンは49ersと1年325万9000ドルで契約した[15]。2020年11月4日にボーンはCOVID-19/リザーブリストに入れられ[16] 、2日後にアクティブとなった[17]。彼は11月9日にリストに戻され[18] 、11月13日に再びアクティブ登録された[19]。この年先発5試合を含む15試合いに出場し49回のレシーブで667ヤード、2タッチダウンを記録した[20]。
ニューイングランド・ペイトリオッツ時代
2021年3月19日、ボーンはニューイングランド・ペイトリオッツと3年1,500 万ドルの契約を結んだ[20]。
2021年シーズンの第6週のダラス・カウボーイズ戦では、ボーンはゲームの唯一のレシーブであった75ヤードをレシーブし一発タッチダウンを決めたが、チームは延長戦で35-29で敗北を喫している。第7週のニューヨーク・ジェッツ戦では、ボーンは彼にとってキャリア初となる25ヤードのタッチダウンパスをレシーバーのネルソン・アグホローに投げた。また、この試合でボーンは4キャッチ68ヤードを記録し、チームの54-13の勝利に貢献した。第10週のクリーブランド・ブラウンズ戦では、4キャッチ98ヤード、1タッチダウンを記録し、彼の1ゲームあたりのレシービングヤードにおいてキャリア最高を記録した。この試合でチームは45-17で大勝をおさめている。第12週のテネシー・タイタンズ戦では、ボーンは5キャッチ61ヤード、2タッチダウンを記録し、ペイトリオッツが36–13で勝利し、6連勝を達成するのに貢献した[21]。
NFLでのキャリア成績
レギュラーシーズン
年
|
チーム
|
ゲーム
|
レシービング
|
ラッシング
|
ファンブル
|
出場
|
先発
|
回数
|
獲得ヤード
|
平均獲得ヤード
|
最長ヤード
|
TD
|
回数
|
獲得ヤード
|
平均獲得ヤード
|
最長
|
TD
|
ファンブル数
|
ロスト
|
2017
|
SF
|
11
|
0
|
16
|
257
|
16.1
|
54
|
0
|
0
|
0
|
0.0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
2018
|
16
|
8
|
42
|
487
|
11.6
|
33
|
4
|
0
|
0
|
0.0
|
0
|
0
|
1
|
0
|
2019
|
16
|
0
|
30
|
358
|
11.9
|
30
|
5
|
0
|
0
|
0.0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
2020
|
15
|
5
|
49
|
667
|
13.6
|
49
|
2
|
0
|
0
|
0.0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
2021
|
NE
|
17
|
5
|
55
|
800
|
14.5
|
75
|
5
|
12
|
125
|
10.4
|
17
|
0
|
1
|
1
|
NFL:5年
|
75
|
18
|
192
|
2,569
|
13.4
|
75
|
16
|
12
|
125
|
10.4
|
17
|
0
|
2
|
1
|
ポストシーズン
年
|
チーム
|
試合
|
レシービング
|
ラッシング
|
ファンブル
|
出場
|
先発
|
回数
|
獲得ヤード
|
平均獲得ヤード
|
最長
|
TD
|
回数
|
獲得ヤード
|
平均獲得ヤード
|
最長
|
TD
|
ファンブル
|
ロスト
|
2019
|
SF
|
3
|
0
|
6
|
88
|
14.7
|
21
|
1
|
0
|
0
|
0.0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
2021
|
NE
|
1
|
1
|
7
|
77
|
11.1
|
43
|
2
|
1
|
14
|
14.0
|
14
|
0
|
0
|
0
|
通算
|
4
|
1
|
13
|
165
|
12.7
|
43
|
3
|
1
|
14
|
14.0
|
14
|
0
|
0
|
0
|
脚注
外部リンク
|
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
|
|
オフェンシブライン
ディフェンシブライン
|
|
ラインバッカー
ディフェンスバック
スペシャルチーム
|
|
|
|
リザーブリスト
練習生
Roster December 23, 2023現在
アクティブ 53名 インアクティブ 15名 練習生 12名
|