『ケンにいちゃん』は、1974年3月7日から1975年2月27日までTBS系列の毎週木曜19:30 - 20:00(JST)に放送された児童向けドラマである。全52回。
概要
『ケンちゃんシリーズ』第6作。本作ではレストラン『あおぞら』が舞台となる。
本作よりシリーズの若返りを図るべく、ケンイチの弟・ケンジを初登場させ、ケンイチは「ケンにいちゃん」、ケンジは「ケンちゃん」と呼ぶ様になる。そしてケンジが主人公的な扱いになり、ケンイチはケンジを見守ったり助言を言ったりする、副主人公的な存在になる。この体制は宮脇最終作となる『フルーツケンちゃん』(1976年)まで続く。
前作では出なかった牟田悌三がお父さん役で復帰、以後1978年の『スポーツケンちゃん』までお父さんを演じる。
なお、1961年10月開始の『レストレス・ガン』以来、12年4か月間この枠を提供したライオン油脂は、本作を以て撤退、残ったライオン歯磨は次作『おそば屋ケンちゃん』より明治製菓と共同提供するため、『ライオンこども劇場』の枠名とライオンのオープニングキャッチは本作を以て廃止された。
出演者
スタッフ
主題歌
「ケンにいちゃん」
サブタイトル
- 1974年3月7日 「ぼくンちレストランでース」
- 1974年3月14日 「ウソ発見器だぞーン」
- 1974年3月21日 「サンドイッチとスパゲティー」
- 1974年3月28日 「タレントになりたい!」
- 1974年4月4日 「ちいさな秘密」
- 1974年4月11日 「つよがり君の涙」
- 1974年4月18日 「カレーライスと宇宙人」
- 1974年4月25日 「マネマネ小僧」
- 1974年5月2日 「ボクのどろんこ作戦」
- 1974年5月9日 「ガラクタ車で世界一周!」
- 1974年5月16日 「よその子になりたい」
- 1974年5月23日 「ばれちゃったテスト」
- 1974年5月30日 「叱ってくれないもん!」
- 1974年6月6日 「ものすごいやつがやって来た」
- 1974年6月13日 「空とぶホーキ」
- 1974年6月20日 「負けるなチビッコチーム」
- 1974年6月27日 「ロボット騒動」
- 1974年7月4日 「雨の日の出来事」
- 1974年7月11日 「グライダーとお巡りさん」
- 1974年7月18日 「とんだピクニック」
- 1974年7月25日 「ボク達のお手伝い競争」
- 1974年8月1日 「見えないおじさん」
- 1974年8月8日 「歌が出来たゾー!」
- 1974年8月15日 「ボクらの探偵物語」
- 1974年8月22日 「ゆかいなガマン会」
- 1974年8月29日 「プールのガールフレンド」
- 1974年9月5日 「泣いてたまるかよー!」
- 1974年9月12日 「高原のゆかいな少年」
- 1974年9月19日 「高原のいたずら日記」
- 1974年9月26日 「ヒミツ大作戦」
- 1974年10月3日 「スタジオは大騒ぎ」
- 1974年10月10日 「まかせてよ! お母さん」
- 1974年10月17日 「鳴かないコオロギ」
- 1974年10月24日 「誕生カードの秘密」
- 1974年10月31日 「地図の中に消えた?」
- 1974年11月7日 「ないしょのないしょ」
- 1974年11月14日 「女の子と空飛ぶ円盤」
- 1974年11月21日 「思い出のガールフレンド」
- 1974年11月28日 「お嫁さんが来るゾー!」
- 1974年12月5日 「宝物がいっぱい」
- 1974年12月12日 「おいしいハンバーグ」
- 1974年12月19日 「カスタネットとドラムで歌おう」
- 1974年12月26日 「みんなでお芝居」
- 1975年1月2日 「ケンちゃんと水戸黄門」
- 1975年1月9日 「ないしょの友情」
- 1975年1月16日 「もうひとりのお母さん」
- 1975年1月23日 「がんばった約束」
- 1975年1月30日 「これがあおぞらスパゲッティー」
- 1975年2月6日 「大きな犬と小さな犬」
- 1975年2月13日 「なくなった大切な切手」
- 1975年2月20日 「海で会ったおばあさん」
- 1975年2月27日 「そこまで春が!」
放送局
脚注
- ^ a b c d e 『日刊スポーツ』1975年2月6日 - 2月27日付テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1975年2月12日 - 2月26日付テレビ欄。
- ^ a b c 『福島民報』1974年3月7日 - 1975年2月27日付朝刊、テレビ欄。