カレ[6][7](英語:Kale、確定番号:Jupiter XXXVII[1])は木星の第37衛星である。
2001年12月9日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2001 J 8 という仮符号が与えられた[8][9]。観測にはカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡とハワイ大学の望遠鏡が用いられた[8]。衛星の発見は、その他の10個の新しい木星の衛星の発見とあわせて、2002年5月15日に小惑星センターのサーキュラーで公表された。その後2003年8月8日に、ギリシア神話のゼウスの娘でカリスの1人カレーに因んで命名され、Jupiter XXXVII という確定番号が与えられた[3][10]。
カレの見かけの等級は23.0であり、アルベドを0.04と仮定した場合、カレの直径はおよそ 2 km と推定される[5]。また、密度を 2.6 g/cm3 と仮定した場合、質量はおよそ 1.5 ×1013 kg と推定される[5]。カレは、木星から2300万km前後の距離を逆行軌道で公転し、軌道傾斜角が 165° 前後の不規則衛星のグループであるカルメ群に属している[2][3]。
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