カメーナエ(Camenae)は、ローマ神話における泉や噴水の女神(複数)。またはウェヌスの水のニュンペーとされていた。賢く、時には予言を与えてくれる。カメーナエは、カルメンタ、エゲリア、ポリマ(アンテウォルタ)、ポストウェルタ(ポストウォルタ)の4人である。
セルウィウス城壁のカペーナ門 (en) の外に神聖な森があり、そこに祀られていた。カルメンタがリーダーとされていて、カペーナ門外の森と泉はカルメンタに捧げられたものである。カルメンタの祭であるカルメンタリア祭では、ウェスタの巫女がその泉から儀礼用の水を汲んだ。カメーナエは後にギリシア神話のムーサと同一視された。
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