カシワクラ ツトム(1966年3月1日[4][7] - )は、日本の男性声優、音響監督。神奈川県横浜市[1][2]、相模原市出身[4]。Magus(マグス)所属[6]。
本名・旧芸名は柏倉 つとむ(読みは同じ)。音響監督の仕事を始めた当初は柏倉 ツトムの名前でも活動していた。2004年9月に現在の芸名に変更[6]。
経歴
幼少期は内向的な子供だったが、その割には大胆な事も平気でしでかすという変な性格も持ち合わせていたという[2]。
大の漫画・アニメ好きで、特に少女漫画が好きで、妹が何冊か月刊雑誌を買っており、中学生になり漫画に興味を湧き始める[2][7]。少女漫画を描いてみようと考えて道具を色々と揃えていたが、才能がないことに気付いて挫折[7][1]。
その後、アニメにも興味を持ち、芝居や声優にも興味が出てくるようになり[2]、職業としての声優を知り、テレビやラジオの番組制作にも興味を持ち、放送委員会に所属[1]。
高校に進学後、舞台など観るようになってからは高校3年生の時に芝居を勉強するサークルに参加し、高校卒業後、アルバイトを経験[2]。
いつか『マジンガーZ』の兜甲児の役をやってみたいと思っており、その夢の延長で知り合いだったナレーターとして活動していた人物が講師になるという理由で誘われて[7]アーツビジョン演技研究所の1期生となった[8]。
19歳の時に偶々好きだった漫画である岡崎つぐおの『ジャスティ』がアニメ化される話を聞いて小学館と制作会社とディレクターに電話[7]。
当初は高い声であり、女性に間違われて「男です」と言ったところ興味を持ってくれて同養成所卒業後、「もう一度電話してください」と言われ、デモテープを聞いて「じゃあ、やれる役があったら」と一週間後くらいに『星銃士ビスマルク』のアントニオ役で呼ばれて[7]、フリーで声優デビュー[2]。
以前は大沢事務所に所属していた[9]。
2000年頃より音響監督も務めるようになる。
人物・エピソード
役柄としては子供、少年、青年など色々なキャラクターを演じており、ほんの僅かだが、中年、老人も演じていた[1]。
長年演じている『ちびまる子ちゃん』のはまじ役に関しては「兄弟の面倒をよく見て、僕よりもしっかりものだが、どこか抜けているところは共通点」と語る[8]。2018年の「さくらももこさん ありがとうの会」では、モデルである実在の浜崎憲孝と「W(ダブル)はまじ」として共演を果たした[10][11]。
テレビゲームとパソコン好き。ゲームに関しては新作ソフトは一通り買い、寝食も忘れてやりこんでしまうほど(本人曰く「猿のラッキョウ剥き状態」)であり、ゲームを止めるためにテレビのモニターにタイマーをつけていた[8]。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1985年
-
- 1986年
-
- 1987年
-
- 1988年
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- 1989年
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- 1990年
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- 1991年
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- 1992年
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- 1993年
-
- 1994年
-
- 1995年
-
- 1996年
-
- 1997年
-
- 1998年
-
- 1999年
-
- 2000年
-
- 2001年
-
- 2005年
-
劇場アニメ
- 1986年
-
- 1987年
-
- 1989年
-
- 1990年
-
- 1992年
-
- 1993年
-
- 1996年
-
- 1997年
-
- 2015年
-
OVA
- 1987年
-
- 1988年
-
- 1989年
-
- 1990年
-
- 1991年
-
- 1992年
-
- 1994年
-
- 1995年
-
- 1996年
-
- 1997年
-
- 2000年
-
ゲーム
- 1991年
-
- 1992年
-
- 1996年
-
- 1998年
-
- 1999年
-
- 2000年
-
- 2001年
-
- 2002年
-
- 2003年
-
- 2004年
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- 2005年
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- 2006年
-
- 2007年
-
- ガンダム無双(2007年 - 2008年、グレミー・トト) - 2作品
- 2008年
-
- 2009年
-
- 2013年
-
- 2015年
-
- 2016年
-
- 2018年
-
- 2022年
-
吹き替え
CD
カセット
ラジオ
その他
- ソースネクスト メキメキ算数伝説/算数伝説 ドラゴンクリスタルを探せ(ポーン)
音響監督
テレビアニメ(音響監督)
- 2000年
-
- 2001年
-
- 2002年
-
- 2003年
-
- 2004年
-
OVA(音響監督)
劇場アニメ(音響監督)
ゲーム(音響監督)
脚注
シリーズ一覧
- ^ 『GGENERATION』(1998年)、『ZERO』(1999年)、『F』(2000年)、『F.I.F』(2001年)、『NEO』(2002年)、『SEED』(2004年)、『PORTABLE』(2006年)、『SPIRITS』(2007年)、『WARS』(2009年)、『WORLD』『3D』(2011年)、『OVER WORLD』(2012年)、『GENESIS』(2016年)、『CROSSRAYS』(2019年)
出典