ウィリアムズ・FW22 (Williams FW22) は、ウィリアムズF1が2000年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラカー。デザイナーはパトリック・ヘッド、ギャビン・フィッシャー、ジェフ・ウィリス。
FW22
ルノーエンジンとの提携(1989年〜1997年)に続いて、ウィリアムズはBMWとこの年からの長期契約を結び、マシンにBMW製V型10気筒エンジンを搭載することになった。このF1での提携の前にもウィリアムズとBMWはスポーツプロトタイプのBMW V12 LMを共同開発し、1999年のル・マン24時間レースで総合優勝するという実績を持っていた。BMWと縁の深い元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが両者の仲介役としてF1の現場に復帰した。ジョイント初年度ということでシャーシ・エンジンともに信頼性が重視され、FW22はコンサバティブに仕上げられた。
シーズン中に空力面でのモデファイも重ねられ、モナコGPよりサイドポンツーン上にミニウィングを装着。このパーツはダウンフォース発生以外にリアタイヤ付近の整流効果も兼ねており、ダウンフォースの重要度が低い高速コースでも使用されるようになった。また、マクラーレンが開発し実戦投入した煙突型の排熱ダクト(チムニーダクト)をコピーし導入した。
マシンカラーはBMWワークスに合わせた白と紺を基調とし、スポンサーロゴもカラースキームに統一する配慮をみせた。
2000年シーズン
ドライバーはチーム在籍2年目のラルフ・シューマッハと、F1ルーキーのジェンソン・バトン。シューマッハはシーズンで3回の表彰台(いずれも3位)を獲得、バトンも新人らしからぬ安定感で6度の入賞(最高位は4位)を果たし、FW22はコンストラクターズ・ランキング3位を獲得した。
スペック
シャーシ
エンジン
- エンジン名 BMW E41
- 気筒数・角度 V型10気筒・72度
- 排気量 2,998cc
- 燃料・潤滑油 ペトロブラス
記録
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チーム首脳※ | |
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主なスタッフ/関係者※ | |
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現在のドライバー | |
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F1車両 | |
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現在のPUサプライヤー | |
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現在のスポンサー | |
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元チーム関係者 |
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主なドライバー |
1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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※年代と順序はウィリアムズで初出走した時期に基づく。 ※ウィリアムズにおいて優勝したドライバーを中心に記載。太字はウィリアムズにおいてドライバーズワールドチャンピオンを獲得。斜体はウィリアムズにおいて優勝がないものの特筆されるドライバー。 |
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F2 | |
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プロトタイプ | |
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ラリー | |
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ツーリングカー | |
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タイトルスポンサー | |
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エンジンサプライヤー | |
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