アルバロ・バスケス・ガルシア(Álvaro Vázquez García, 1991年4月27日 - )は、スペイン王国カタルーニャ州バダロナ出身のサッカー選手。スポルティング・デ・ヒホン所属。ポジションはフォワード。
経歴
クラブ
2005年、14歳でRCDエスパニョールの下部組織に加入し、2009年にセグンダ・ディビシオンB(3部)のエスパニョールB(リザーブチーム)に到達したが、Bチームは2009-10シーズン終了後にテルセーラ・ディビシオン(4部)降格となった。2010年9月21日、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリード戦 (0-3) の後半途中に、セルヒオ・ガルシアとの交代で出場してトップチームデビューした[1]。デビュー戦の5日後の9月26日、本拠地エスタディ・コルネリャ=エル・プラットで行われたCAオサスナ戦 (1-0) でトップチーム初得点となる決勝点を挙げ[2]、2010-11シーズンの残りもトップチームで主にパブロ・ダニエル・オスヴァルドの控えを務めた。2011年夏にオスヴァルドがASローマに移籍すると、マウリシオ・ポチェッティーノ監督によってレギュラーに抜擢された。2012年1月8日にホームで行われたFCバルセロナとのバルセロナダービー (1-1) では試合終盤に同点ゴールを決めた[3]。そのわずか3日後の1月11日に行われたコパ・デル・レイのコルドバCF戦セカンドレグ (4-2) ではハットトリックを達成し、2試合合計5-4での勝ち上がりに貢献した[4]。
2013-14シーズンはプレミアリーグのスウォンジー・シティAFCに期限付き移籍で加入し、エスパニョールで共にプレーしたジョルディ・アマトと再びチームメイトとなった[5]。
2016-17シーズンより4年振りにエスパニョールへ復帰することが決定した[6]。
2018年1月11日、ジムナスティック・タラゴナにレンタル移籍した。
2018年8月23日、レアル・サラゴサにレンタル移籍した。
2019年6月10日、スポルティング・デ・ヒホンに3年契約で移籍した[7]。
2021年1月21日、CEサバデルにシーズン終了までレンタル移籍した。
2021年8月30日、ケーララ・ブラスターズFCに1年契約で移籍した。
2022年6月24日、FCゴアと2年契約を結んだ。
代表
2011年にはU-20スペイン代表としてコロンビアで開催された2011 FIFA U-20ワールドカップに出場した。グループリーグ第2戦のエクアドル戦 (2-0) で1得点し、最終戦のオーストラリア戦 (5-1) では試合開始から18分間でハットトリックを達成した。決勝トーナメント1回戦の韓国戦 (0-0、PK7-6) ではPK戦の4番手キッカーとしてPKを決めて勝ち上がりに貢献。準々決勝のブラジル戦は1-1で延長戦に突入し、延長前半10分にリードを許したが、その2分後に同点ゴールを決めてPK戦に持ち込んだ。しかし、今度は外したら敗退が決まる4番手キッカーとしてPKを外し、スペインはベスト8に終わった。敗退までに5得点しており、準々決勝終了時点で得点ランキングの単独トップに立っていたが、その後ブラジルのエンリケとフランスのアレクサンドル・ラカゼットに同点に並ばれ、バスケスはシルバーシュー(エンリケがゴールデンシュー)となった。
2011年にU-21スペイン代表デビューした。
個人成績
代表での得点
括弧付きの数字は世代別代表での得点
タイトル
代表
- U-21スペイン代表
個人
脚注
外部リンク