マルク・バルトラ・アレガル(Marc Bartra Aregall、 1991年1月15日 - )は、スペイン・カタルーニャ州サント・ハウメ出身のサッカー選手。ラ・リーガ・レアル・ベティス所属。ポジションはDF。元スペイン代表。
クラブ経歴
バルセロナ
2001年にRCDエスパニョールのユースチームでキャリアをスタートさせ、2002年にFCバルセロナのユースチームに移籍した。その後は上のカテゴリーに昇格していき、2009年にFCバルセロナBに招集された。2010年2月24日、アトレティコ・マドリード戦においてジェフレン・スアレスとの交代途中出場でトップチームデビューを果たした。2011年5月21日、マラガCF戦でトップチーム初ゴールを記録した。
ドルトムント
2016年6月3日、FCバルセロナからボルシア・ドルトムントに移籍した[1]。契約期間は2020年までとなっている[1]。
2017年4月11日、ホームスタジアムのジグナル・イドゥナ・パルクで開催される予定であったUEFAチャンピオンズリーグ 2016-17準々決勝のASモナコ戦に出場するため、チーム専用バスでスタジアムへ向かう最中、爆弾による攻撃に巻き込まれた(ボルシア・ドルトムント専用バス爆弾攻撃事件)。その際にバルトラは右手首を骨折し、病院へ搬送されて緊急手術を受けた[2]。その後順調に回復し5月20日のヴェルダー・ブレーメン戦で先発出場し実戦復帰した[3]。
ベティス
2018年1月30日、レアル・ベティスと2023年までの契約を締結した[4]。同年5月12日、セビージャFCとのアンダルシアダービにて移籍後初得点を挙げたが、試合は2-2の引き分けに終わった[5]。
2020年12月から翌年の3月にかけて、バルトラはアキレス腱の腱炎と胆嚢の問題で戦線離脱し、体重が大幅に減少した。[6] 彼は4月23日の2022年コパ・デル・レイ決勝でフルタイムの120分間プレーし、バレンシアCFに対するPK戦での勝利に貢献した。[7]
トラブゾンスポル
2022年8月14日、バルトラは1.25百万ユーロでトルコのスュペル・リグのトラブゾンスポルに移籍した。[8][9] 2日後、FCコペンハーゲンとのチャンピオンズリーグプレーオフの第1戦で、バルトラは途中出場し、2-1で敗北した。[10] 彼の最初のゴールは9月18日、ホームでのガジアンテプFKに対する3-2の勝利の追加時間に生まれた。[11] 12月28日、ファティ・カラグムルクSKとの試合でバルトラは同点ゴールを決めたが、ハーフタイム前に直接レッドカードで退場し、1-4で敗北した。 バルトラは2023年7月11日、相互合意に基づきセノル・ギュネシュ・スポーツ・コンプレックスを去った。[12]
ベティスへの復帰
2023年7月24日、1年契約で古巣レアル・ベティスに復帰した[13]。
代表
スペイン代表として各年代でプレーしており、2011 FIFA U-20ワールドカップにも出場した。2013年11月16日、赤道ギニア代表戦でスペインA代表にデビューした[14]。2016年5月、フランスで開催されるUEFA EURO 2016の最終登録メンバーに選出された[15]。
2018年10月11日、ミレニアム・スタジアムにて開催されたウェールズ代表との親善試合でA代表初得点を記録した[16]。
人物
バルトラの代理人は、元FCバルセロナのカルレス・プジョルが務めている[17]。双子の弟も元サッカー選手であり同じバルセロナの下部組織で育ったが大成せず、育成年代の指導者を務めている[17]。
タイトル
クラブ
- FCバルセロナ
- ボルシア・ドルトムント
- レアル・ベティス
代表
出場大会
- U-19スペイン代表
- U-20スペイン代表
- U-21スペイン代表
- スペイン代表
試合数
- 国際Aマッチ 14試合 0得点 (2013年 - 2018年)
スペイン代表 | 国際Aマッチ |
年 | 出場 | 得点 |
2013 |
1 |
0
|
2014 |
3 |
0
|
2015 |
3 |
0
|
2016 |
5 |
0
|
2017 |
0 |
0
|
2018 |
2 |
1
|
通算
|
14 |
1
|
脚注
関連項目
外部リンク