アイシティ21(i city 21、アイシティにじゅういち)は、長野県東筑摩郡山形村にあるショッピングセンター。
松本市に本社を置く井上が運営し、核店舗の「井上百貨店アイシティ21店」を中心に据え、シネマコンプレックス「アイシティシネマ」を併設した複合商業施設である。
井上百貨店とともに日本百貨店協会の加盟店となっており[1]、日本で唯一村にある百貨店として認められていることになる。
建物はエンクローズドモール。3階建ての井上百貨店、2階建ての専門店街からなり、それぞれがモール(吹き抜け)で結ばれている。吹き抜けスペースではイベントが催されることが多い。ハートビル法適用SCで、駐車場にヘリポートを併設している。2025年3月末をもって松本駅近くにあった本店と店舗統合した。
前述の通り、日本唯一の村に出店している百貨店「井上百貨店アイシティ21店」を核店舗に、シネマコンプレックス(映画館)の「アイシティシネマ」、地場系スーパーマーケットの「ツルヤ山形店」、家電量販店の「ヤマダデンキテックランドアイシティ松本店」(旧ベスト電器)、カルチャーセンターの「NHK文化センター松本・アイシティ教室」などが入居している。
アイシティ21のオープンに合わせて、2000年に3スクリーンの映画館としてオープンした。2003年に3スクリーンを増設[2]。現在は6スクリーン、754席。2010年5月1日よりMasterImage 3D方式の3D上映を導入した[3]。
松本市街地からは車で20分。最寄の塩尻北インターチェンジからも20分。店舗北側を長野県道291号新田松本線、南側を2車線の村道が通っている。駐車場は店舗を取り囲むように配置されている。駐車台数は2000台。