松本市立病院(まつもとしりつびょういん)は長野県松本市にある公立医療機関である。旧波田町が運営していたが、合併を期に松本市へ運営が引き継がれた。
松本市立病院東側病棟と外来部門は1985年に建設された建物で老朽化が問題となり、2012年4月より市立病院内で病院移転改築についての検討が始まった[1]。
2018年3月には「松本市立病院建設基本計画」が策定されたが、2014年度より4年連続赤字決算となったため抜本的な経営改革に取り組むことになり、2018年8月に建設事業は一旦延期された[1]。2019年度が黒字決算の見通しとなったため、2020年6月に松本市議会で病院建設事業の再開が了承された[1]。
2020年の「松本市立病院建設基本構想」では、新病院名については松本市立病院としつつ名称は新病院オープン前に再検討することとされ、移転候補地として波田中央運動広場と波田保健福祉センター周辺が挙げられている[1]。