なっちとは、南海バスが発行・発売するICカード乗車券である。南海バス、南海ウイングバス金岡、南海ウイングバス南部、南海りんかんバスのICカードシステム導入路線で使用出来る(一部の自治体関連バスを除く)。
概要
2016年10月1日に南海バス・南海ウイングバス金岡・南海ウイングバス南部で導入された。2020年3月14日に南海りんかんバスにエリア拡大[1]。
プリペイド式で最大20,000円までチャージ可能(プレミア分を除く)。チャージは1,000円単位。
名称の由来は、南海バスの「な」とタッチの「ッチ」から。[2]
なお、南海系列の和歌山バス・和歌山バス那賀では2020年4月に独自のICカード「kinoca」を導入しており、「なっち」は使用できない。
割引サービス
1回目の精算から2回目の精算が2時間以内の場合大人一人につき50円割引される、ただし昼割精算時を泉北・河内長野リムジンバス利用時は対象外。
普通精算時には1,000円チャージ毎に120円のプレミアが付く、昼割精算時では200円のプレミアが付く。
相互利用
「なっち」そのものは南海バス専用のICカードであり他のエリアでは使用できない[2]が、なっち使用エリアではなっち導入前からPiTaPaを導入しており、交通系ICカード全国相互利用サービスの片利用が可能[3]。なお、「なっち」以外のICカードはバス内でのチャージ不可[4]。
出典
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