「この日のこと」(このひのこと)は、小田和正作詞・作曲による楽曲。ボーカルは小田をはじめ数多のアーティストにより歌唱される。
概要
この曲は、小田和正がメインで出演するクリスマスの音楽番組『クリスマスの約束』(TBS、2001年〜2024年[1])のテーマ曲として制作された。
「アーティスト同士がお互いを認め、愛し、尊敬すること」という番組コンセプトに沿ったテーマ曲制作のため、小田と親交の深いアーティストや、若手アーティスト等に協力を呼びかけ、これに応えた20組(小田を含めて21組)がボーカルで参加、第1回放送の2001年に録音され、番組の最後でレコーディング風景の映像と共に流された。
2002年には小田のソロ・ボーカルにより番組内で演奏された。2003年には、番組のラストで2001年の録音と映像が収録会場のスクリーンに映し出され、観客が見つめたり一緒に歌ったりする姿が番組に使われた。
2004年から2007年までと2010年と2012年、2013年、2015年から2017年、2021年の『クリスマスの約束』では使われていなかったが、2008年に再度エンディングにて使用され、2009年はメドレー企画『22'50"』の冒頭で歌われ、番組のエンディングにも使用。2011年もメドレー企画『28'58"』の冒頭とフィナーレで歌われた。2014年では番組の歴史を振り返るという意味で番組内の随所で使用された。
2019年8月、清水翔太が自身のSNSで本曲の弾き語り音源を公開し、「僕が歌うのはおこがましい美しい曲ですが、未発表曲という事もあり、皆さんに聴いてもらいたいと感じて歌いました。良かったら聴いてみてください。140秒までしかアップできないので最後までいけなかったですが感動する曲です」 とコメント。同年の『クリスマスの約束』に清水がゲスト出演し、番組のフィナーレで他の出演者と共に披露した。
そして、番組の最終回となった2024年ではエンディングで小田、根本要(スターダスト・レビュー)、水野良樹(いきものがかり)、JUJU、松たか子、矢井田瞳、和田唱(TRICERATOPS)、熊木杏里によって歌唱され[2]、24年間、通算20回にわたって放送された番組の締めくくりを飾った。
2001年の初披露以来、長らくCD化されていなかったが、2022年 (2022)発売のアルバム『early summer 2022』に、小田のソロ・ボーカルで収録された。
参加アーティスト
- 2001年
- 『early summer 2022』バージョン
脚注
- ^ 2018年は放送がなく、代替として2019年3月 (2019-03)に『風のようにうたが流れていた』を放送。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響、2022年は小田自身がコロナに罹患した影響で同年に開催したツアーの一部公演が見送りおよび延期(同年8月3日、4日の2日間に予定していた東京公演(国立代々木競技場第一体育館)が2023年6月28日、29日(振替日程は2023年5月から8月にかけて開催された同ツアーの追加公演として行われ、東京公演はこの他に有明アリーナ(2023年6月3日、4日)でも開催された)に、沖縄公演(沖縄アリーナ)が2022年11月30日、12月1日(当初の予定は2022年8月13日、14日の2日間)にそれぞれ振替。また2022年9月の福岡公演(マリンメッセ福岡A館、2022年9月17日、18日の2日間)の9月18日公演分が台風14号接近のため開催見送り。振替公演の実施はなし)になったことに加えてスケジュール的に準備や収録が困難であること、2023年はツアーの追加公演などの多忙による理由から放送なし(ただし、2022年、2023年とも番組スタッフとのミーティングは行っている)。
- ^ 番組の常連ゲストでもあるスキマスイッチは収録当日自身のコンサートツアーとスケジュールが重複したため不参加となったが、別収録の音声で参加している。
- ^ メドレーの『28'58"』には不参加(体調不良で長時間の番組収録参加が困難であることから、前半の弾き語りコーナーの出演のみ)。
- ^ 2011年と2012年にも出演を依頼されたが、辞退している。
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