「僕の贈りもの」(ぼくのおくりもの)は、小田和正作詞・作曲による、オフコース(当時の表記はオフ・コース)の曲。1973年2月20日に通算4枚目のシングルとして発売され、後に小田自身によるセルフカヴァーが1988年3月5日に2枚目のシングルとして発売された。
後に、小・中学校の音楽教科書に採用された。
オリジナル
解説
「僕の贈りもの」は『オフ・コース1 / 僕の贈りもの』[1]の先行シングルとして発売された。シングルは、アルバム・ヴァージョンに比べフェイド・アウトが10秒ほど長く、ミックスも異なる。アレンジは自分たちの意向とは違ったためか、コーラスを含め、ライブではレコードとは異なるアレンジで演奏され、5人のバンド編成になってからもギターとピアノだけのアレンジで演奏された。
「めぐり逢う今」は「僕の贈りもの」と揃ってレコーディングされたが、このシングルのみでの収録曲。イントロで「僕の贈りもの」と同じコーラスが挿入されているが、こちらは元のテイクに対してピッチを早めてある。これは当時CMで使われていたコーラスが、スポンサーの意向で付けられたもの。
リリース当初のジャケットには女性モデルの写真が使われていたが、1977年に品番を変えての再発時[2]、「忘れ雪」[3]に使われた写真と同じ時に撮影されたメンバーの写真に変更され、「SONG IS LOVE」のロゴも使用されたジャケットになった。
このシングルがリリースされた同月1日、それまで所属していたパシフィック・エンタープライズを離れ、サブミュージック・パブリッシャーオフィスを杉田二郎と設立、プロとしての活動を本格化させた。
収録曲
SIDE A
- 僕の贈りもの (3'37")
- 作詞・作曲 : 小田和正
SIDE B
- めぐり逢う今 (3'13")
- 作詞 : 松山猛、作曲 : オフ・コース
- アルバム未収録曲
クレジット
- ミュージシャン
小田和正のセルフ・カヴァー
解説
「僕の贈りもの」はシングルと同時発売された、アルバム『BETWEEN THE WORD & THE HEART』[4]からのシングルカットで、1973年に制作されたオフコース時代の楽曲のセルフ・カヴァー。前作「1985」[5]のカップリング曲「哀しみを、そのまゝ」同様、第一生命『パスポート21』のCMソングに使用された。この曲はその後、アルバム『LOOKING BACK』[6]で再度、セルフ・カヴァーされた。
「After forever」は、『K.ODA』[7]収録曲「空が高すぎる」の英語詞による改作で、このシングルのみでの収録曲。
収録曲
SIDE A
- 僕の贈りもの
- 作詞・作曲・編曲:小田和正
- 第一生命「パスポート21」CM曲
SIDE B
- After forever
- 作詞:Randy Goodrum、作曲・編曲:小田和正
脚注
外部リンク
- UNIVERSAL MUSIC
- SonyMusic
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シングル |
エキスプレス ⁄ 東芝EMI (1969年 (1969) – 1982年 (1982)) | |
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エキスプレス ⁄ ファンハウス (1984年 (1984)) | |
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ファンハウス (1985年 (1985) – 1989年 (1989)) | |
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アルバム |
オリジナル |
エキスプレス ⁄ 東芝EMI | |
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ファンハウス | |
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