おゆみ野(おゆみの)は、千葉県千葉市緑区に位置するニュータウンである。
事業名称は、千葉都市計画事業 千葉東南部土地区画整理事業。
開発は日本住宅公団(現在の都市再生機構)主体で行われた。施工面積は605.0ヘクタール。事業期間は1977年5月11日 - 2006年3月31日(当初の計画では、2005年3月31日までであった)、まちびらきは1984年3月である。
土地区画整理事業が終了したニュータウンとしては千葉県で最大の面積となる。隣接するちはら台と共に開発が行われ、両ニュータウンで統一された都市計画に基づき、まちづくりが行われた。
※変更(第5回)事業計画に基づく。人口増加が続いており、2016年9月30日時点で、緑区の人口密度は1,929.7人/km2だが、おゆみ野を見ると8,059.0人/km2と跳ね上がる[1]。また大東建託が発表している、街の住み心地ランキングで千葉県内の自治体部門 、緑区(19年度3位、20年度4位)に、駅部門では、鎌取駅(19年度4位、20年度4位)、おゆみ野駅(20年度23位)となっている[2]。
戦国時代には足利氏の一族である小弓公方(おゆみくぼう)が本拠地としていたが、後に「小弓」から「生実」に字が改められた。江戸時代から明治維新まで生実藩(おゆみはん)の領地であったことから、ニュータウン内の中央区南生実町(現:おゆみ野一丁目、おゆみ野中央一、二丁目付近)としてその名をとどめており、この町名にちなんで名付けられた。現在では正式な地名としてはひらがなが使用されている。
最寄のインターチェンジ
遊歩道は、JR鎌取駅から京成千原線おゆみ野駅に伸びており、区域内の移動だけでなく、駅前へも歩行者専用道路だけでの移動が可能である。