那覇都市圏(なは としけん)とは、沖縄県那覇市を中心とする都市圏のこと。2010年国勢調査による都市圏人口は約83万人[2]。
概要
沖縄本島を北・中・南の3つに分けて広域行政圏のうち、那覇市を中心とした「南部広域市町村圏」の市町村と、宜野湾市、西原町、中城村が那覇都市圏に該当する。これらの地域は、面積が 50 km2 を超える地方自治体が1つもなく、三大都市圏並みの人口密度を擁する自治体が集中している。ゆえに狭い範囲に多くの人が居住しているのが那覇都市圏の特徴といえ、沖縄最大の都市圏を形成している。
なお、地方での人口減少が深刻な問題になっている今日においても、那覇市周辺では人口増加が著しく(那覇市そのものでは微増の傾向にある[3])、2016年10月現在の都市雇用圏(2010年基準)の人口は86万2千人を超える[4]。
定義
広域行政圏
沖縄本島を北・中・南の3つに分けて広域行政圏がつくられている。那覇市を中心とする南部では「南部広域市町村圏事務組合」が設置されている。
- 南部広域市町村圏
都市雇用圏
那覇市と浦添市を中心都市とする都市圏の人口は約83万人(2010年国勢調査基準)。沖縄本島内の宜野湾市より南にある全自治体が含まれる。概ね10%通勤圏であり、詳しくは「都市雇用圏」参照。
- 都市雇用圏(10%通勤圏)の変遷
- 「★」は中部広域市町村圏の構成自治体を示す。その他は南部広域市町村圏の構成自治体。
脚注
関連項目
外部リンク