『覇王伝説 驍』(はおうでんせつ たける)は、漫画雑誌『週刊少年マガジン』で1991年 - 1995年に掛けて連載された島崎譲の漫画。単行本は全20巻。文庫版は全10巻。
こことは異なる世界、日本によく似た島国があった。時は戦国時代、領地の拡大と富と名誉の為に数多くの武将がせめぎ合った時代。その多くは、私利私欲の事だけ考え、民衆が苦しんでいるかなど考える者はいなかった。度重なる戦いのせいで人々の心は荒れていた。
そんな時代に「北の地の覇者」と名高い鳳典膳だけは違った。武士としての勇猛さだけでは無く、自由と平等を尊ぶその政治で名君と称えられていた。
その嫡男・驍は争いごとが嫌いな優しい少年だが、人を引きつける不思議な魅力があった。だが乱世は残酷にも、驍を戦乱の真っただ中に投げ込んでしまう。
便宜上、北の領地や保坂領がある地域を北部、八朶領や白砂がある地域を中部、陵がある地域を南部。南端を砂漠地帯と呼称する。
第1部の時点では、鳳驍も八朶冥鬼も「国王」を名乗ってはいないが、第2部第43話の年表にて「八朶国」という記述があるため、冥鬼の勢力を「八朶国」、それを吸収した驍の勢力を「鳳国」と表記する。また、「王家」を名乗る陵家や白砂家も、「○○国」として表記する。
鳳 典膳が領主だった頃の鳳軍を「旧鳳軍」、鳳 驍が北の領地で再編成した鳳軍を「鳳軍」と呼称し、両者を区別する。
第1部の時点では、驍も冥鬼も「国王」を名乗ってはいないが、第2部第43話の年表にて「八朶国」という記述があるため、冥鬼の一門を「八朶国」、それを吸収した驍の一門を「鳳国」と表記する。また、「王家」を名乗る陵家一門や白砂家一門も、「○○国」として表記する。
鳳驍が天下を取って、鳳国を建国してから36年の歳月が流れた。その間に、冠達武頼が鳳国を簒奪し、圧制と重税で領民の嘆きに満ちた国にしてしまった。
武頼の即位から17年後、鳳驍の遺児・タケルは、新・鳳軍を率いて立ち上がる。
初代国王 鳳驍の遺児である鳳タケルのもとに、驍政権の残党や、武頼政権に反発する民衆が集結して出来た勢力。
劇中では敵味方問わず「反乱軍」と呼ばれており、「新・鳳軍」という名称は第77話の組織図にのみ登場。
第一部からの鳳軍を「鳳軍」第二部で再編成された鳳軍を「新・鳳軍」武頼配下の兵士の総称を「赤かぶと」と呼称し、三者を区別する。
瑞宝ら「闇の四将軍」は正確には「赤かぶと」の高級幹部だが、「赤かぶと」には「将軍」の肩書きを持つ者が多いため、別個に扱う。また、「瑞宝騎馬隊」は、「闇の四将軍」に属するものとして扱う。
鳳軍に参加した後の砂亜羅姫は、タケル、巽 凱、葵 四迷(弟)の三名以外には正体を知られず、タケルが連れてきた難民の少女・春螺として通したため、「冠達家の砂亜羅姫」とは別口に、春螺(鳳)と呼称する。
2部(11 - 20巻)の表紙は「鳳 タケル」で統一されている。また、カバー背表紙には登場キャラクターの説明が記載されている。
(表紙:鳳 驍 背表紙:)
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