蚊里田八幡宮(かりたはちまんぐう)は、長野県長野市に鎮座する神社である。若槻荘の総鎮守とされていた。
由緒
源義隆(若槻義隆)が父の源義家より継承した霊石の鎮懐石を神体として納めて当社を創建した[6]。社殿は正徳年間と文久2年(1862年)に再建された。
例祭
春季例大祭では、神楽舞や子供相撲の奉納などが催されにぎわいみせる。
文化財
- 桜井土音の句碑
- 桜井土音(1887年-1964年)は、大正時代の俳人。若槻村の出身。高橋雁徳庵より俳句の手ほどきを受けて『ホトトギス』に投稿をし、農家の身近な日常などを題材とした作風から「土の俳人」と称されていた。
- 土俵
- 例大祭で、子供相撲の奉納が執り行われる。
交通
関連項目
脚注
- ^ a b 公式ウェブサイトの御神体・恒例祭典より。
- ^ 公式ウェブサイトの由緒
参考文献
- 若槻, 雅美『若槻家史誌』若槻雅美、長野、1980年2月。info:ndljp/pid/9540457。
- 霜田, 巌『蚊里田八幡宮の歴史』若槻雅美、長野、1983年。 NCID BN12585778。
- 丸山肇「蚊里田の杜の子供たち」(PDF)『神州』第101号、長野県神社庁、2005年8月1日、13頁。
- 景観広告担当. “25 蚊里田神社(春の例大祭)”. ながの百景. 長野市都市政策課. 2017年6月26日 (月) 14:05 (UTC)閲覧。
- “若槻の史跡・文化財探索ガイドマップ”. 若槻地区住民自治協議会. 2017年7月7日 (金) 01:45 (UTC)閲覧。
外部リンク