『茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜』(ちがさきものがたり マイ リトル ホームタウン)は、2017年9月16日公開の日本映画。主演は宮治淳一、監督は熊坂出。配給はライブ・ビューイング・ジャパン。
概要
製作のきっかけとなったのは、小・中学校時代に桑田佳祐と同級生で「サザンオールスターズ」の名付け親である宮治淳一。宮治は、数々の音楽人を輩出し、多くの文化人ともゆかりの深い地元・茅ヶ崎の芸能史を自らの手で執筆・編纂するという作業を数年前から密かに始めていた。昨年、桑田が還暦を迎えるに際し、茅ヶ崎と芸能との関係性の謎を探る映像作品を制作し、プレゼントすることを思い立ち、人類学者の中沢新一と映画監督の熊坂出に協力を依頼[1]。
その後、宮治と中沢は、それぞれのアプローチで始めた作業が進んでいくうちに、茅ヶ崎を代表する音楽人のひとりである、桑田佳祐の存在を掘り下げていかざるを得ないと感じ始め、この作品を発展させて1本の映画作品として一般公開を目指すこととなった[1]。
本編では中沢への密着の他、烏帽子岩の誕生秘話や、毎年7月に行われる浜降祭の様子も紹介。また、加山雄三へのインタビューも行った[1]。
後半パートでは1973年の宮治と桑田の出来事がドラマとして描かれており、宮治を神木隆之介、桑田を野村周平が演じた。劇中には賀来賢人や安田顕が登場。また、桑田も出演し烏帽子岩に上陸。ビートルズの「マネー」とエルヴィス・プレスリーの「ブルー・スエード・シューズ」を歌い上げている[2][3][1][4][5]。
2018年4月4日にはDVD・Blu-rayとしてソフト化。また、同日に発売された桑田のライブ・ビデオ『がらくたライブ』の完全生産限定盤にも本作が封入された[6]。
キャスト
スタッフ
脚注
外部リンク