第1次ブレア内閣(だいいちじブレアないかく、英: First Blair ministry)は、トニー・ブレアを首相として1997年5月2日から2001年6月8日まで続いたイギリスの内閣である。労働党が18年間の野党時代を経て1997年の総選挙で保守党に大差をつけて勝利し、ブレアが44歳の若さで首相に就任した(20世紀で最年少)。
ブレア政権は、経済回復と失業率低下を継続させ、1960年代と1970年代の問題を抱えた労働党政権(ウィルソン政権とキャラハン政権)の記憶を払拭した。
しかし、2001年9月に燃料価格高騰に対する抗議運動(英語版)がイギリス全土に広がり、保守党党首ウィリアム・ヘイグはこの機会を利用し労働党政権下でとれほど燃料価格が高騰しているかを有権者に訴え、世論調査で保守党の支持率がわずかにリードしたものの、燃料不足と抗議運動が終わると再び労働党がリードした。2001年5月3日に総選挙が行われる予定であったが、口蹄疫問題により6月7日に延期された。
内閣
脚注
- Ministers in the Labour Governments: 1997–2010 – Parliamentary Information List, House of Commons Library, (3 July 2012)
- D. Butler and G. Butler, ed., Twentieth Century British Political Facts 1900–2000 Template:Publisher missingTemplate:Isbn missing
外部リンク