白髭神社(しらひげじんじゃ)は、東京都葛飾区の神社。旧地名を冠して渋江白髭神社(しぶえしらひげじんじゃ)とも称される。
歴史
創建年代は不明であるが、一説では860年(貞観2年)とも、治承年間(1177年-1181年)ともいわれている[2]。
江戸時代は「客人大権現(まろうどだいごんげん)」と呼ばれており、渋江村の鎮守であった[3]。
江戸幕府6代将軍徳川家宣の側室だった左京の局は、当社のご利益により世子家継を産んだとされたことから、江戸市中の女性の爆発的人気を呼んだという[3]。
1869年(明治2年)に白髭・八王子・客人大権現を合祀して、「白髭神社」に改称した[3]。
社殿は1848年(嘉永元年)に造営されたもので、1993年(平成5年)に瓦葺から銅板葺に改築された[1]。
交通アクセス
脚注
参考文献
- 入本英太郎、橋本直子 著『葛飾区史跡散歩(東京史跡ガイド22)』学生社、1993年
関連文献
外部リンク