『白と黒』(しろとくろ)は、1963年の日本のミステリー・サスペンス映画。橋本忍のオリジナル脚本を堀川弘通監督が映画化した。東京映画作品、東宝配給。モノクロ、シネマスコープ。
2020年9月現在、ビデオ化もDVD化もされていないが、Amazonビデオにてストリーミング配信が開始された。
あらすじ
若き弁護士・浜野は、恩師・宗方弁護士の年若い妻・靖江と不倫関係にあったが、ある事情から靖江を絞殺する。ところが宗方邸の近くをうろついていた前科4犯の男・脇田が宗方邸から盗んだ宝石を所持していたことから、靖江殺しの容疑者として緊急逮捕される。
脇田は、盗みは認めたものの殺人については否認したため検察の尋問は数日に渡る。しかし、担当検事・落合のしぶとい追及に脇田は殺害を自供し、事件は決着を見る。
一方、妻を殺された宗方弁護士は死刑廃止論者としての信念から敢えて脇田の弁護を担当する。そして、その助手を務めることになった浜野は良心の呵責から必要以上に脇田の無罪を主張する。その浜野の言動に不審を抱いた落合は、秘密裏に補充捜査を開始する。
出演者
- 特別出演
- 松本清張:関東テレビ土曜日の番組『この人をたずねて』の司会
- 大宅壮一:本人役(テレビ番組内の評論家)
- クレジット外
スタッフ
併映作品
外部リンク
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