川口 敦子(かわぐち あつこ、1933年9月17日[1][2][3][4] - )は、日本の女優。本名、横森 敦子[1][2][3][5]。
新潟県[1][3][4]長岡市出身[2][5]。青山学院女子短期大学卒業[1][2][5][6]。劇団俳優座所属[1][3][5]。
身長164cm、体重48kg、おとめ座[4]。夫は俳優の横森久[2][5]。
来歴
1954年、青学短大卒業後に俳優座養成所に入団[2][5]。養成所時代『町人貴族』で初舞台[2]。
俳優座養成所に6期生として入所する。同期には近藤洋介、宮部昭夫、大山のぶ代、阿部百合子、阿部六郎、佐伯赫哉、山本清がいた。1957年に劇団俳優座に入団後は、『ハムレット』、『小市民』、『幽霊はここにいる』などの舞台に出演[2][5]。
映画では、『からみ合い』(1962年)、『悪党』(1965年)、『竹山ひとり旅』(1977年)などに出演[2]。
テレビドラマでは、NHK『おはなはん』(1966年)や『安ベエの海』(1969年)などに出演[2]。『安ベエの海』当時の紹介記事では「古風な顔立ちのせいか、実年齢より年上の役が多い」と述べている[5]。
1986年には紀伊國屋演劇賞を受賞した[7]。
出演
演劇
- ハムレット
- 神の汚れた手
- メアリー・スチュアート
- マンザナ、わが町
- わが町
- カラマーゾフの兄弟
- 国境のある家
- リビエールの夏の祭り
- きょうの雨あしたの風
- この子たちの夏
- 黄金色の夕暮
- 三屋清左衛門残日録 - 夕映えの人
- 樫の木坂四姉妹
映画
- からみ合い(1962年、松竹) - 神尾真弓
- 殺人鬼の誘惑(1963年、東映) - 谷京子
- 甘い汗(1964年、東宝)
- 悪党(1965年、東宝)
- 大菩薩峠(1966年、東宝) - お絹
- 喜劇 仰げば尊し(1966年、東宝) - 黒川頼子
- 殺人狂時代(1967年、東宝) - 小松弓江
- かげろう(1969年、松竹) - マリ
- 影の車(1970年、松竹)
- 出所祝い(1971年、東宝) - 加代
- 忍ぶ糸(1973年、東宝) - 咲枝
- わが青春のとき(1975年、大映映画) - 寺崎夫人
- 竹山ひとり旅(1977年、独立映画) - お時
- 多羅尾伴内(1978年、東映) - 木俣ちか子
- 土佐の一本釣り(1982年、松竹) - 多江
- 遠野物語(1982年、日本ヘラルド映画) - 静
- 愛情物語(1984年、東映) - 花屋の女主人
- 玄海つれづれ節(1986年、東映) - 山岡依子
- 上方苦界草紙(1991年、松竹)
- KOYA澄賢房覚え書(1993年、ヒーロー)
- アカシアの町(2000年、俳優座) - 園部千代子
テレビドラマ
その他
脚注
外部リンク