法龍寺(ほうりゅうじ)は、三重県四日市市にある、真言宗醍醐派の仏教寺院。山号は 西光山(さいこうさん)。本尊は地蔵菩薩。
歴史
往昔の由来については不詳であるが、江戸時代末頃まで、この地に地蔵を祭る小堂があり、人々は本尊を延命地蔵尊とし、寿命を延ばしてくれると信仰されていた。生まれてくる子を加護するとし、困難が無い安楽な人生を歩めるように子宝に恵まれる子孫幸福思想と子孫守護の信仰を集めていたという。明治時代に入り、堂守が仏門に帰依し、難病平癒、厄難排除など、多くの人々を救ったと伝えられる。
明治22年(1889年)寺格を整え、真言宗醍醐派に属し、今日に及んでいる。
所在地
年中行事
周辺
アクセス
御朱印
三重四国八十八箇所の朱印は、5番札所田村寺でうける。
参考文献
- 滝本昭二『三重四国八十八ヵ所霊場』三重四国八十八ヵ所霊場会、28 - 29頁。
関連項目