氷川神社(ひかわじんじゃ)は、埼玉県さいたま市見沼区の神社。
歴史
創建年代は不明である。ただ1698年(元禄11年)の「丸ヶ崎村絵図」に、現在は当社の境内社となっている「鷲宮社」のことと思われる「わしみや」と読める場所が記載されていることから、その頃には既に存在していたものと推測される。そして当社には「正徳五年(1715年)」の銘が入った神鏡があり、「氷河(氷川)大明神」と記されていることから、正徳年間(1711年 - 1716年)までには「氷川社」と称していたものと推測される[1]。
同市同区の多聞院が別当寺であった。多聞院では、当社境内に庵を建てて、担当の僧侶を常駐させるなど、かなりしっかりした神社運営がなされていたという[1]。
1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられた[1]。
交通アクセス
脚注
- ^ a b c 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、304-305p
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年