平岡 敬人(ひらおか たかと、1995年8月6日 - )は、兵庫県神崎郡神河町出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
プロ入り前
神河町立寺前小学校2年生の時に大河内ガッツボーイズで野球を始める[1]。神河町立大河内中学校では軟式野球部に所属し。
育英高等学校で硬式野球に転じたが、高校時代には控え投手で成績を残せずトレーナー志望であったところを、中部学院大学硬式野球部監督の原克隆の勧めで同大へ進学する[1][2]。大学では2年生の秋に最速152km/hを記録したが、3年生の秋に右肩関節唇を負傷。4年生の春に復帰したものの岐阜学生野球連盟リーグ戦での通算成績は3勝にとどまった[1][2]。
広島時代
2017年のNPBドラフト会議で広島東洋カープから6位指名を受け[3]、契約金2500万円、年俸500万円(金額はいずれも推定)で契約した[4]。12月13日にドラフト指名選手の入団会見が行われ、背番号は68と発表された[5]。
2020年11月4日、プロ3年間で一軍昇格が無いまま[6]戦力外通告を受け[7]、12月2日に自由契約選手として公示された。
広島退団後
その後は12球団合同トライアウトに参加し、新庄剛志を二ゴロに打ち取るなど打者3人に対し無安打1四球[8]だったが、他球団からの獲得のオファーは無く現役を引退、2021年1月に一般企業へ就職する[6]。
プレースタイル・人物
速球の最速は最速152km/h[9]。担当スカウトの松本奉文は「186cmの身長を活かした角度のある直球が持ち味」と評価している[10]。
ドラフト指名直後は同じくプロ志望で指名漏れしたチームメイト2人を気遣って口数も少なかった。その気持ちを察した原克隆監督が「本当にマジメで優しい子ですし、それがいいところでもあれば、時には弱気に見えることがある。これまでは私が厳しく言ってきましたけど、プロは自分でやらなければクビになる世界。ここからが本当の勝負だと思ってやってほしい」とエールを送った[2]。
目標とする投手は「誰もが知っている投手なので」と球団OBの黒田博樹を挙げた[2]。
女優であるのんとは小中学校で2学年先輩にあたり、平岡は「小学校は登下校はいつも一緒でした」と回想している[9]。
詳細情報
年度別投手成績
背番号
出典
関連項目
外部リンク