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佐々木 健(ささき けん、1999年4月2日 - )は、静岡県御前崎市出身[1]の元プロ野球選手(投手)。右投右打。プロでは育成選手であった。
小学生時代は「黒潮野球スポーツ少年団」で軟式野球をプレー。同チームでの後輩に、広島で同僚となる二俣翔一がいた[2]。
浜岡中学校卒業後は小笠高校に進学[3]。1年生冬の頃に腰を痛めて出遅れるが、2年生のオフに下半身を強化したことで、球速が1年間で10km/hアップした[3]。3年生の夏の甲子園静岡県大会では、1回戦の浜松城北工相手に15個の三振を奪う[4]も、同大会3回戦で敗退[5]。
同年のドラフト会議にて広島東洋カープから育成3巡目で指名され、11月16日浜松市内のホテルで支度金300万円、年俸240万円(いずれも推定)で契約を結んだ[6]。
2018年は二軍公式戦の登板は1試合のみだった。
2019年は守備練習中に足首を負傷するなどして、公式戦登板なしでシーズンを終えている[7]。
2020年は「今年が最後という気持ち」でトレーナーに志願して体幹トレーニングを積んでからシーズンに臨んだ[7]。更には3月より新設されたファームの投球動作解析班(通称:2.5軍)で新球種のナックルボール習得を目指して約1ヶ月間特訓し、8月19日の二軍公式戦復帰登板を迎えた[8]。ナックルボールをその試合で披露しつつ、結果的に1回を3奪三振の無失点で切り抜けたが、与四球や盗塁、暴投で満塁のピンチを招く不安定な内容だった。その後2試合に登板したが、計2回1/3を投げて、被安打4、与四球8、3暴投で自責点6、防御率23.14、WHIP5.14の成績だった[9]。オフにはみやざきフェニックス・リーグに参加したが[10]、ここでも痛打される場面が多かった。11月30日、育成選手制度の規約に従って保留者名簿から外れたが[11]、12月8日、育成選手として再契約を結んだ[12][13]。
2021年は二軍公式戦に自己最多の4試合登板し、防御率6.75と結果を残せず[14]、10月14日、球団より戦力外通告を受けた[15]。
地元・静岡県にある軟式野球の実業団チームから野手としてオファーが届いた。2022年1月のスポーツ報知による報道では年明けに結論を出すとされていたが[16]、続報は出されていない。
189センチの長身から投げる最速144km/hのボール[17]と、50m5秒9の俊足が持ち味[6]。変化球はスライダーを武器としていたが、実戦練習などでは打ち込まれることが多かった[7]。2020年からはプロでの生き残りをかけ、ファームの投球動作解析班(通称:2.5軍)に所属して、ナックルボールの完全習得を目指していた[8][13]。
広島球団側は高校2年時から身体能力を評価しており、上記の浜松城北工相手に15三振を奪った時に獲得の意思を固めた[4]。担当の松本奉文スカウトは「(188cmと同じく長身の)薮田のようになれる」と評した[4]。佐々木本人も「広島は選手を育てるのがうまい球団と聞いています。投手陣も充実していて、お手本になる選手が多い」と話し、将来の目標を150km/hとしていた[4]。
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