市立豊中病院

市立豊中病院
情報
英語名称 Toyonaka Municipal Hospital
前身 豊中市民病院
標榜診療科 内科、神経内科、消化器内科、循環器科、精神科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、消化器外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、病理診断科、救急科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科
許可病床数 613床
一般病床:599床
感染症病床:14床
機能評価 一般病院2(500床以上)(主たる機能):3rdG:Ver.2.0
開設者 豊中市
管理者 片桐修一(病院長)
地方公営企業法 全部適用
開設年月日 1944年4月12日
所在地
560-8565
大阪府豊中市柴原町四丁目14番1号
位置 北緯34度48分8秒 東経135度27分29秒 / 北緯34.80222度 東経135.45806度 / 34.80222; 135.45806
二次医療圏 豊能
PJ 医療機関
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市立豊中病院(しりつとよなかびょういん、Toyonaka Municipal Hospital)は大阪府豊中市にある公立医療機関である。旧豊中市民病院。管理・運営しているのは豊中市。

豊中市の医療の中心であり、がん治療が評価され2002年12月9日厚生労働省認可のがん診療連携拠点病院に指定されている。病棟は15病棟あり、建物は地上8階建てである。

沿革

  • 1944年4月12日 - 私立宮田病院を買収し「豊中市民病院」として、内科、外科、小児科の3科をもって創設される(31床)。豊中市大字南轟木48番地の1(現・末広町3丁目)。[1]
  • 1954年7月 - 豊中市岡上の町2丁目1番1号に施設を開設し、「市立豊中病院」に施設名を改称する。(内科、外科、小児科、皮膚泌尿器科、耳鼻咽喉科、整形外科、産婦人科、眼科、理学診療科、歯科。一般病床112床、結核病床45床)[2]
  • 1957年7月 - 総合病院として認可される。同9月 併設伝染病棟新築竣工35床、一般病棟30床増加。(一般142、結核45、伝染35、計222床)[2]
  • 1958年 - 基準給食の実施の承認。
  • 1960年 - 東病棟の構築が終了する。(一般246、結核58、伝染35、計339床)
  • 1962年 - 基準寝具設備の実施の承認。
  • 1964年 - 地方公営企業法の認可が降りる。救急病院告示の承認。
  • 1966年 - 基準看護実施の承認。南館病棟・診察棟・管理棟の増築が終了する。(一般445、結核58、伝染35、計539床)[2]
  • 1970年 - 脳神経外科新設(診療科)[2]
  • 1972年 - 心臓外科を新設(診療補助科)[2]
  • 1975年 - 結核病床廃止。
  • 1976年 - 看護婦寄宿舎新築竣工。
  • 1978年 - 医務局を2局制に改組。
  • 1980年 - CTスキャナー診察棟が完成する。
  • 1988年 - 病院移転案を豊中市議会に提出する。市議会において新病院予定地を「二尾池」に決定。
  • 1989年 - 新病院基本構想案答申。臨床研修医制度発足。豊中市議会が新病院建設基本構想案を承諾する。
  • 1990年 - 事務局内に新病院建設準備室を設置。基準看護一部特3類の承認。
  • 1991年 - 新病院基本設計完成。医事コンピュータ導入(入院部門)
  • 1992年 - 大阪府より新病院建設及び増床許可。
  • 1993年 - 新病院実施設計完成。診療報酬点数表甲表に切替。
  • 1994年 - 豊中市柴原町に新施設を着工する。
  • 1997年11月3日 - 豊中市柴原町に新施設が竣工し、岡上の町から移転する。(一般599、伝染20、計619床)
  • 1999年 - 財団法人日本医療機能評価機構より認定を受ける。
  • 2000年 - 厚生省・臨床研修病院(医科)(歯科)の指定を受ける。
  • 2001年 - 看護婦寄宿舎廃止。
  • 2002年 - 循環器科標榜。旧看護婦寄宿舎売却。厚生労働省・地域がん診療連携拠点病院の指定を受ける。
  • 2003年 - 院外処方実施。病院運営健全化計画を策定。
  • 2004年 - 会計窓口の電光表示案内開始。
  • 2005年 - 財団法人日本医療機能評価機構より認定を受ける。登録医制度開始。開放型病床(5床)の運用開始。
  • 2006年 - 病院運営健全化中期実施計画を策定。
  • 2007年 - がん相談支援センターを開設。HCU(ハイケアユニット)の運用開始。一般病棟入院基本料 7対1入院基本料の適用開始。地域周産期母子医療センターの認定を受ける。
  • 2008年 - 病理診断科、救急科を標榜(院内標榜から移行)。DPC(包括診療報酬請求制度)の対象病院となる。
  • 2009年 - 市立豊中病院総合情報通信システム(TOPICS)を導入。病院運営健全化後期実施計画を策定。院内助産院「はぐみ」を開設。緩和ケアセンターを開設。
  • 2010年 - 財団法人日本医療機能評価機構より再認定を受ける。厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院」の更新認定を受ける。11月19日 -大阪府より 地域医療支援病院の承認を受ける。消化器内科、消化器外科標榜。
  • 2011年4月1日 - 地方公営企業法全部適用。

診療科目

病棟

15病棟(一般14病棟、感染1病棟)

場所 床数 診療科目
8階北 50床 内科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科
8階南 45床 集学治療病棟
感染 14床
7階北 51床 内科、神経内科、脳神経外科
7階南 51床 内科、眼科
6階北 53床 内科、循環器科、心臓血管外科
6階南 51床 内科、婦人科
5階北 49床 外科、泌尿器科
5階南 51床 外科、救急科
4階北 51床 整形外科、皮膚科、麻酔科
4階南 32床 小児科
3階北 55床 リハビリテーション科、人間ドック
3階南 42床 産科、GCU
NICU 6床 NICU
2階 12床 ICU、CCU、HCU


機関指定

旧病院跡地問題

1997年11月3日豊中市柴原町に新施設が竣工し、病院自体を旧施設があった岡上の町から移転したが、その後跡地の土地開発が問題になり、一時は買取先が決まらず開発は難航したが、2009年6月スポーツクラブ運営会社大手のルネサンスが「スポーツクラブ&スパ ルネサンス豊中」をオープンする事になった[3][リンク切れ]

アクセス

外部リンク

参考文献

脚注

  1. ^ 北摂アーカイブス 写真データベース 2021年12月5日閲覧
  2. ^ a b c d e 開院80周年記念特集”. 市立豊中病院. 豊中市 (2024年4月12日). 2024年4月12日閲覧。
  3. ^ 2009年6月、旧市立豊中病院跡地に「スポーツクラブ&スパルネサンス豊中」をオープンさせていただきます ルネサンス 2009年2月21日閲覧