山梨県立谷村工業高等学校(やまなしけんりつ やむらこうぎょうこうとうがっこう)は、山梨県都留市に所在した公立の工業高等学校。通称は谷工(やこう)。明治期にルーツを持つ郡内地区唯一の工業高校であったが、山梨県立都留興譲館高等学校の開設に伴い、2016年3月31日に閉校した。
時期によって学科構成は大きく変わっているが、閉校時期には以下の課程が置かれていた。
本校は、当地で盛んであった染織業の実業教育[1]から始まった実業学校(1896年に南都留郡染織学校として発足)と、女子の実科教育機関から発展した高等女学校をルーツとする。第二次世界大戦後の教育改革に伴い、前者(県立谷村工商学校)は谷村南高等学校、後者(県立谷村高等女学校)は谷村東高等学校となり、1950年に両者が合併して山梨県立谷村高等学校となった。谷村高等学校には普通科や商業科も置かれていたが、再編が行われて工業高校となったことから、1970年より山梨県立谷村工業高等学校という名称になった。
山梨県立桂高等学校との再編・統合が行われ、2014年に山梨県立都留興譲館高等学校が開設されると募集を停止。2016年3月31日に閉校した。
昭和16年~25年の谷村工商学校時代の校歌(現在の校歌第二)は土井晩翠による作詞、山田耕筰による作曲である。
同校は、資格取得について積極的に取り組んでいる。 卒業までに取得しやすい資格について以下のようにあげている。
など
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