小田急山のホテル(おだきゅうやまのホテル、Hotel de Yama)は、神奈川県箱根町元箱根にある、小田急グループ(小田急リゾーツ)のホテルである。
概要
箱根神社の西隣で、芦ノ湖を南に臨む湖畔にあり、全客室が芦ノ湖に面している。敷地は、1911年(明治44年)に建てられた岩崎小弥太の別邸(別荘)跡で、諸橋轍次が「見南山荘」と名付けた石碑が残る[3]。なお、現在の建屋は1978年に建て替えられたものである。岩崎は訪欧時にスイスの美しい高原風景に魅せられて箱根を「日本のスイス」にしたいと考え別邸を置き、三代目である現在のホテル建物も「レマン湖のほとりにある古城」をイメージして設計されている[3]。
敷地内には、約15万平方メートルの庭園があり[1]、岩崎が力を入れて収集した30種約3,000株のツツジや300株のシャクナゲが植えられている[4][5]。また、2002年には閉園となった、小田急グループの向ヶ丘遊園からバラも移植された。
沿革
(特記のない限り、小田急リゾーツ公式サイト内「山のホテルの歴史」[6]による)
出典
関連項目
外部リンク