定光寺町(じょうこうじちょう)は、愛知県瀬戸市品野連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
地理
- 瀬戸市の北端に位置する。西を春日井市玉野町、北を春日井市木附町、北から東を下半田川町、南を余床町・曽野町・川平町と隣接している。
- 集落は東島(東ノ洞)・中島(中ノ切)・西島(西ノ洞)に分かれ、集落ごとに山神・庚申・愛宕を祀る。
- 玉野川(庄内川)の深い峡谷は深山幽谷青葉にとみ、無数の滝、奇岩怪石が続く景勝地で、尾張の嵐山と称する。
河川
- 庄内川(玉野川) : 町の北西端、春日井市との市境を南西流している。
- 蛇ケ洞川(庄内川支流) : 町の北端、下半田川町との町境を西流し、町の北端で庄内川に注ぎ込んでいる。
- 東沓掛川(蛇ケ洞川支流) : 町の北東端、掛川小学校付近[注釈 1]を源流に、下半田川町との町境を北流し、町の北端部で蛇ヶ洞川に注ぎ込んでいる。
- 定光寺川(庄内川支流) : 町の中央部を県道205号線に沿うように西流し、町の西端で庄内川に注ぎ込んでいる。
- 杁ケ洞川(定光寺川支流) : 町の南東部から北西流し、町の中央部で定光寺川に注ぎ込んでいる。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[10]。
なお、町内全域において、春日井市への教育事務委託が認められており[9]、申請をすればJR中央本線を利用して春日井市立高蔵寺中学校への通学が可能である[11]。
歴史
町名の由来
かつては、瀬戸市大字沓掛。町名を制定する際に、大字内にあって名の知れている「定光寺」にするか、旧来の「沓掛」にするか地元民の賛否をとったところ、65%の賛同を得て「定光寺」に町名変更された[12]。
沿革
この項では、定光寺・沓掛の地名の変遷についても述べる。
世帯数と人口
2024年(令和6年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年)
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110世帯 |
[21]
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2000年(平成12年)
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114世帯 |
[22]
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2005年(平成17年)
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118世帯 |
[23]
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2010年(平成22年)
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121世帯 |
[24]
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2015年(平成27年)
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115世帯 |
[25]
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2020年(令和2年)
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107世帯 |
[26]
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交通
鉄道
町内に鉄道は走っていない。最寄り駅はJR中央本線定光寺駅になる。
バス
瀬戸市コミュニティバス「下半田川線」
- 新瀬戸駅 - イオン瀬戸みずの店 - 中水野駅 - 定光寺駅 - 妻之神 系統 : 定光寺公園バス停・定光寺町民会館バス停・定光寺町東バス停・掛川小学校バス停[注釈 3][注釈 4]
道路
施設
![地図](https://maps.wikimedia.org/img/osm-intl,13,35.28042,137.09729,250x250.png?lang=ja)
1.5 km
8
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
瀬戸警察署 定光寺駐在所
2
掛川公民館
3
定光寺
4
神明神社
5
定光寺カントリークラブ
6
應夢亭
7
薬膳茶SoybeanFlour atきらら
8
定光寺公園
その他
日本郵便
脚注
出典
注釈
- ^ 掛川小学校は、隣の下半田川町にある。
- ^ 沓懸村とも書いた。
- ^ 定光寺公園 - 妻之神間は自由降車区間となっている。(ただし、乗車は不可)
- ^ 掛川小学校は東隣の下半田川町内にあるが、同バス停は定光寺町内にある。
参考文献
関連項目
外部リンク
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あ行 | |
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か行 | |
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さ行 | |
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た行 | |
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な行 | |
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は行 | |
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ま行 | |
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や行 | |
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わ行 | |
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廃止 | |
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注 | |
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