大相撲平成24年1月場所(おおずもうへいせい24ねん1がつばしょ)は、2012年1月8日(日)から1月22日(日)まで両国国技館で開催された大相撲本場所。
幕内最高優勝は、大関・把瑠都凱斗(14勝1敗・初)
場所前の話題など
番付発表は2011年(平成23年)12月21日。
前場所後に3場所32勝で大関昇進を果たした稀勢の里の取組が期待される場所であった。
元大関の雅山が、2007年1月場所以来29場所ぶりの三役復帰を果たした。元大関が十両陥落後に三役復帰するのは史上初のことである。
番付・星取表
優勝争い
新大関稀勢の里は4日目に初黒星。序盤5日間終わって全勝は横綱白鵬、大関把瑠都、琴欧洲、日馬富士の4人で、それを1敗で7人が追う展開となった。日馬富士は6日目、琴欧洲は7日目にそれぞれ土がつき、中日終了時点では全勝2人、1敗2人の展開になった。翌9日目に1敗の琴欧洲は日馬富士に敗れて2敗に後退したが、10日目に白鵬が関脇鶴竜に敗れて初黒星を喫し、把瑠都が単独トップで1敗2人という展開となった。
11日目は1敗の白鵬と稀勢の里の直接対決が組まれて押し出しで白鵬が勝ったが、12日目に白鵬は日馬富士に送り出しで敗れて2敗へと後退し、把瑠都は稀勢の里を叩き込み、全勝を守った。13日目、把瑠都が勝って白鵬が負ければ把瑠都の初優勝が決まるという展開になった。13日目、先に土俵にあがった把瑠都は大関琴奨菊に勝って13戦全勝。結びで白鵬は琴欧洲に敗れて3敗に後退したため、この時点で把瑠都の初優勝が決まった。把瑠都はその後14連勝まで伸ばし、千秋楽は白鵬に敗れて全勝優勝はならず、14勝1敗となった。
優勝次点は12勝3敗の白鵬と臥牙丸。
各段優勝 ・三賞
トピック
参考文献