四日市市立三浜小学校(よっかいちしりつ みはましょうがっこう)は、三重県四日市市にかつて存在していた公立小学校である。
概要
四日市コンビナート各社の進出に伴う社宅建設などによる児童数急増を受け、近鉄名古屋線と国道23号の間に1956年新設された。
1990年に建て替えた校舎は時計台があり、壁のない教室やワークスペースなどゆとりをもった構造が当時珍しかったことから、全国から教育関係者が見学に訪れていた。
社宅の移転・廃止や少子化による児童数の激減で、2014年閉校となる。
閉校後の校舎は、そのまま芸術文化施設「四日市市三浜文化会館(カルチュール三浜)」となり、校章や校歌レリーフなど小学校の面影が随所に残っている。
沿革
- 昭和戦後期
- 1956年 - 塩浜小学校の児童数が2,000名を超え、同学区に小学校を新設する。
- 4月1日 - 塩浜第二小学校として開校する。
- 6月1日 - 三浜小学校の名称に決定する。
- 平成時代
- 平成2年(1990年) - 新校舎が完成する。
- 2013年 - 児童数が64名まで減少する。複式学級が避けられなくなったため、塩浜小学校への統合が決定[1]。
- 2014年(平成26年) - 閉校。
- 2016年 - 校舎が三浜文化会館としてリニューアルオープンする。
所在地
三重県四日市市海山道町1-1532-1
学区
- 浜田地区 - 曙町、曙1~2丁目、南起町、寿町 (中学校区は港中学校)
- 塩浜地区 - 海山道1~3丁目、大井の川町1~3丁目、雨池町、日永、馳出、馳出町1~3丁目、宮東町1~3丁目、七つ屋町、高旭町、東邦町、大池町、松泉町、宝町、大浜町、六呂見 (中学校区は塩浜中学校)
関連項目
脚注
- ^ 「三浜小・塩浜小学校 学校規模等適正化」(四日市市HP)
外部リンク